1910年1月22日生まれ

アメリカ合衆国の実業家で、元ITT（International Telephone and Telegraph）の社長兼最高経営責任者。1959年にITTの社長に就任すると“14年半連続増益”というアメリカ企業史上空前の記録を打ち立てた。17年間の在任中には積極的に企業の買収・合併を行い、世界80ヶ国に350社に及ぶコングロマリットをつくり上げた。

16歳からニューヨーク証券取引所のボーイ、図書の訪問販売、新聞広告の営業、会計事務所などを経て、アメリカン・キャン社、ベル・アンド・ハウエル社で会計責任者。

1950年　当時アメリカで第5位の鉄鋼会社ジョーンズ・アンド・ラフリン社の副社長に就任。
1956年　レイセオン社の副社長に就任。
1959年　ITT社の社長に就任。
シェラトン・ホテル、ハートフォード保険会社、エイビス・レンタカーをはじめとする多くの企業を買収・合併・吸収した。 彼の就任期間中、収益は7億6000万ドルから170億ドルになった。

1972年　社長辞任。会長就任。
1977年　会長辞任。
1997年　死去。87歳。

ニューヨーク大学　会計学専攻