本書は、会計についてほとんど知識のないビジネスパーソンでも、ストーリーを読み進めるうちに、自然に決算書の読み方やキャッシュフロー経営のしくみ、経営に必要な会計センスが身に付くという内容になっています。

父の急死により、年商100億円のアパレルメーカーを相続し、社長に就任することになった娘の由紀が主人公。経営など何も分からない由紀が、コンサルタントの力をかりながら経営を立て直していくストーリーの中に、会計に必要なエッセンスがちりばめられている。

著者 林 總

公認会計士。国内外の企業に対して、ビジネスコンサルティング、ITを活用した管理会計（主として原価計算）システムの設計導入コンサルティング、講演活動等をおこなっている。 ・主な著書 なぜコハダは大トロより儲かるか(ダイヤモンド) 経営コンサルタントという仕事（ぺりかん社） よくわかるキャッシュフロー経営（日本実業出版社） わかる！管理会計（ダイヤモンド社） やさしくわかるABC/ABM（日本実業出版社） 餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか(ダイヤモンド社) 美容院と1000円カットでは、どちらが儲かるか(ダイヤモンド社) 売るならだんごか宝石か(KKベストセラーズ) 100文字でわかる会計(KKベストセラーズ) 会計物語　経理課長団達也が行く(日経BP社) つぶれない会社には「わけ」がある (角川学芸出版)