今、米国で注目されている「キュレーション」という概念について、その必要性を説いている。過剰な機能、過剰な種類、モノが溢れる現代において、既存の意味を再定義し、様々な要素を編集し、新しいモノを生み出す発想法が重要であるとする。
キュレーションはひと言で表現すれば「編集」または「新しい編集」と言える。
使いこなせないほどの過剰な機能、比べられないほどの過剰な種類、「過剰な時代」にあって、ユーザーは、フォーカスを絞ることを求めており、キュレーションの発想が必要とされている。
キュレーションは、次の3段階のプロセスで行われる。
①既存の意味の問い直し(再定義)
②要素の選択・絞り込み・結びつけ(新しい編集)
③新しい意味、文脈、価値の生成(創発)
著者 勝見 明
1952年生まれ。ジャーナリスト フリージャーナリストとして経済・経営分野を中心に執筆。企業組織経営・人材マネジメントに詳しい。また、各種の企業事例の「成功の本質」を見抜く洞察力に定評がある。
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![]() セブン&アイ・ホールディングス代表取締役会長兼CEO 鈴木 敏文 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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はじめに | p.1 | 4分 | ![]() ![]() ![]() |
1章 ビジネスは「キュレーションの時代」に突入した | p.19 | 19分 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2章 キュレーションは「新しい市場」を生み出す | p.49 | 24分 | ![]() ![]() ![]() |
3章 イノベーションは「編集力」から生まれる | p.87 | 23分 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
4章 意味を「再定義」すると新しい可能性が見える | p.123 | 23分 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
5章 人を呼び寄せる「場のキュレーション」 | p.159 | 24分 | ![]() |
6章 キュレーションの「知の作法」を学ぶ | p.197 | 23分 | ![]() |
あとがき | p.233 | 2分 | ![]() |
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![]() ![]() ・発想の転換は機能の「切り出し」から始める
・機能の「排除」「選ばないこと」を選択する ・既存の概念を捨て「再定義」する
2011-12-08
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