世界的に著名な50冊の自己啓発書を分析し、そこに共通する成功法則を紹介した1冊。普遍的な成功法則がなぜ効果的なのかを、様々な書籍の知識から考察しています。
■最強成功術
世の中にある著名な自己啓発書50冊に書かれていた「成功術」をカウントすると、全部で60個になった。この「成功術」の全掲載回数は296回に上る。この60個の「成功術」の内、8個の掲載回数は105回。つまりこの8個の「成功術」は全体の1/3を占め、特に汎用性や有用性が高いと考えられる。
①願望達成をイメージする。言葉に出す。
・毎日20分程度、自分の願望が叶っているところをイメージする
・そのイメージを紙に記述する
・記述した紙を目にするところに貼付ける
願望が叶ったところをイメージするという事は、現実とは異なる、もう1つの「仮想現実」を自分の中に創り上げる行為に相当する。人間は、その2つの矛盾する内容を認知し、解消するような行動・態度をとる心理傾向がある。即ち、願望が叶うための行動を無意識にとるようになる。
自己啓発の名著50冊に共通する8つの成功法則は次の通りである。
①願望達成をイメージする。言葉に出す。(掲載率36%)
②ポジティブになる。楽観的になる。(掲載率32%)
③自分の直感や内なる声に従う。(掲載率30%)
④他人に奉仕する。与える。(掲載率24%)
⑤人生の目標や目的をはっきりさせる。(掲載率24%)
⑥他人に思いやりを持つ。許容する。(掲載率22%)
⑦楽しいこと、楽しい仕事に取り組む。(掲載率22%)
⑧自分の価値観や求めているものを知る。(掲載率20%)
願望を達成したり、社会的な成功を収めたりするには、無数の手段や方法がある。しかし、その過程すらも楽しみ、喜びを感じながらアプローチできる。かつ、コストや労力はほぼかからない。この点がこれらの成功術のユニークな点である。
著者 高田晋一
成功データアナリスト 大手広告代理店グループにて市場調査やデータ分析を担当し、年間数十本のプロジェクトを運用。 自己啓発や成功哲学を統計的・科学的観点から分析することをライフワークとし、これまでに数百冊の自己啓発書を読破、その成功ノウハウを独自に分析。書籍、各種セミナー、雑誌やウェブサイトの記事などを通じて、分析結果を発表、その普及に努めている。
マインドマップ的読書感想文 smooth |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
---|---|---|---|
まえがき | p.3 | 3分 | |
第1章 最も多く書かれていた「成功術」は何か | p.15 | 18分 | |
第2章 人生を成功に導く「最強成功術」の中身 | p.51 | 60分 | |
第3章 「最強成功術」のまとめとその意義 | p.167 | 3分 | |
あとがき | p.173 | 2分 |
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