伝わるメソッド
①「だけしか」
言葉を限定する事で「普通のモノ」を「欲しいモノ」に変えられる。人は「限定」されると、特にいらないモノでも、突如、欲しくなったり、特別な存在に感じたりする。
例:1日10皿限定。こだわりのハンバーグ
②「選ばれてマス」
皆に選ばれてるモノなら、それを選ぶ方が「安心」だと思える。その気持ちを応用する。
例:店長のおすすめ! 自分史上最高に泣いた映画でした!
ワインおたくの田中さんが選んだワイン10選
塾に行ってないのウチだけだって
③「共感図」
自分の気持ちと相手の気持ちを想像して、図を書き、共感ポイントを整理する。大切なのは、相手の事を考えるのではなく、相手の立場で考えること。
④「アゲサゲ」
人に何かのお願いをする時、最初にハードルを上げて、ムリめな要求をした後で、ハードルを下げて本当の要求をすると、すんなり通りやすい。
例:明日までに100ページでまとめてくれ。厳しいか? じゃあ、10ページならできるか?
⑤「ごほうび」
自分のメリットが想像できれば、相手は自分から喜んで動いてくれる。相手の立場に立って、できるだけリアルに、できるだけ嬉しいことを考えるのがコツである。
例:悪いけど、この書類まとめてくれる? 終わったら、5時前に帰っていいから。
⑥「ゲーム化」
人は、競争すると勝とうとする。この気持ちを応用する。
⑦「喜怒哀楽」
基本は「喜び」。まず「相手がうれしくなること」を考えて、言えばいい。相手がうれしいと思う事の基本は感謝。「ありがとう」と言われると誰でもちょっと嬉しくなって、前向きに行動する。
例:いつもキレイにお使い頂き、ありがとうございます
⑧「続きはあとで」
この先どうなるの?と思わせるように話すと、人は結果が知りたくなって話の興味を失わない。聞きたい部分を残しておくと、人はそれが聞きたくなって、コミュニケーションを続けたくなる。これが面白い話をする秘訣。話が長くても「興味喚起→答え」という流れなら、人は飽きない。
⑨「あるない」
人は特別なものや、独自のものに憧れる。そこにしかないものには人が集まり、ここでしか買えないと言われれば競って買う。
⑩「プラス新しい!」
「新しい」とつけるだけ。新しいデート。新しい口説き文句。新しいチョコレート。新しいクルマ。新しいビール。「新しい」とつけるだけで、今までのモノとは違う「新しい価値」を考えるきっかけになる。
⑪「イメチェン」
名前を変えれば、イメージが変わる。悪いイメージのモノに、良いイメージの「あだ名」をつける感じである。
例:×行き当たりばったりにやりましょう。
◯臨機応変にやりましょう。