『食べて、祈って、恋をして』などの作品で知られる作家が、創造的に生きるための方法を紹介している一冊。充実した人生を生きるための秘訣が紹介されています。
■創造的な生き方とは
勇気がなければ、世界がどれだけ豊かさを差し出してくれたとしても、それを味わえないままに終わるだろう。勇気がなければ、人生は小さくまとまったまま終わるだろう。おそらく期待しているよりもかなり小さく。
自らの内に眠る宝を引き出す勇気が、あなたにはあるだろうか? いかなる創造的な生き方も、それにどう向き合うか次第である。確かに言えることは、素晴らしい何かがあなたの中に手付かずで眠っているということ。なぜなら、人間とは存在そのものが大いなる秘宝だからである。
この宝を探す旅こそが、創造的な生き方に他ならない。従って、宝探しに出かける勇気を持っているかどうかが、退屈な人生と心躍る人生を分けることになる。この隠された宝こそ「ビッグ・マジック」なのである。
人間にとって、創造性を育むために必要不可欠なのは、勇気を持ち、魔法を受け入れ、許されていると知り、決して諦めずに、信じ続ける心である。
しかもこれらはみな、誰の手にも届くところにある。やろうと思えばいつでも手に入るものなのである。
著者 エリザベス・ギルバート
1969年生まれ。小説家、ジャーナリスト 1993年、初めての短篇小説をエスクァイア誌に発表。1997年に刊行された処女短篇集である『巡礼者たち』は、パリス・レビュー新人賞、プッシュカート賞を受賞、PEN/ヘミングウェイ賞の候補作となり好評を博す。 2000年に発表した小説『Stern Men』はベイリーズ賞の候補に、2002年に発表した『The Last American Man』は全米図書賞と全米批評家協会賞の両方で最終候補作となる。 そして2006年、『食べて、祈って、恋をして』で『ニューヨーク・タイムズ』紙ベストセラーリストで第1位に輝き、一躍有名に。同年、タイム誌が選ぶ「世界で最も影響力のある100人」に選出された。 2009年にはTEDに出演、「創造性をはぐくむには」というテーマでプレゼンし、1300万view(2017年9月時点)と大反響を呼ぶ。『食べて、祈って、恋をして』の続編でもある手記『Committed』(2010)は、出版直後に『ニューヨーク・タイムズ』紙のベストセラーリスト第1位に。
![]() 土井 英司 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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Chapter 1 「恐れ」を乗り越え、充実した人生を送るには | p.11 | 18分 | ![]() ![]() ![]() |
Chapter 2 インスピレーションとともに生きる | p.41 | 34分 | ![]() ![]() ![]() |
Chapter 3 誰もが、「やりたいことをやる自由」を持っている | p.97 | 39分 | ![]() ![]() ![]() |
Chapter 4 決してあきらめない | p.161 | 40分 | ![]() ![]() |
Chapter 5 好奇心を信じ続ける | p.227 | 45分 | ![]() ![]() |
Last Chapter ビッグ・マジックが起こした奇跡 | p.301 | 4分 | ![]() ![]() |