早起き、資格勉強、英会話、片づけ、貯金、ダイエット、禁煙など、人が習慣を身に付けるのが、うまくいかない理由を説明し、その対策を説く。1万人を指導したコンサルタントが「習慣化メソッド」を公開している。

習慣化とは「自分が続けたいと思っていることを、意思や根性に頼らず、毎日のハミガキのように楽々続く状態に導くこと」である。

しかし、人間には「新しい変化に抵抗し、いつも通りを維持しようとする傾向」があるため、習慣化できない。習慣化への抵抗に打ち勝ち、新しい習慣を作るには以下の期間が必要である。

①行動習慣＝1ヶ月
勉強、日記、片づけ、節約、家計簿をつける習慣など

②身体習慣＝3ヶ月
ダイエット、運動、早起き、禁煙、筋トレなど

③思考習慣＝6ヶ月
論理的思考力、発想力、ポジティブ思考、ストレス発散思考など

本書では行動習慣を身に付けるための方法について解説する。

著者 古川 武士

1977年生まれ。株式会社　ダーウィンスミスC&C 　代表取締役社長 日立製作所に入社、情報システムの企画営業として主に官公庁・国公私立大学向けに基幹システムの導入に従事。多数の国家プロジェクトの受注に関わる。 また、新規システム企画プロジェクトでは営業プロジェクトリーダーとして顧客開拓を担当した。 2006年プロコーチとして起業し、2007年コーチング会社　ダーウィンスミスC&Cを設立。コミュニケーション分野の企業研修、組織活性化コンサルティング、経営者向けのパーソナルコーチングを行っている。