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2012/02/01更新

不合理だからすべてがうまくいく―行動経済学で「人を動かす」

359分

8P

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人間は不合理である

行動経済学研究の第一人者が、「人はなぜ不合理な行動をしてしまうのか」を事例をもとに紹介している。なぜ巨額のボーナスに効果があるとは限らないのか。なぜ私たちは自分の作るものを過大評価するのか。なぜ「自分」のアイデアは「他人」のアイデアよりいいのか。
著者自らが行った実験により、人間の持っている不合理を解き明かす。

超短要約

私たちは、数々の意思決定バイアスの影響にさらされているため、不合理な行動をとる。これらは2つの教訓と1つの結論に要約できる。

①私たちには、不合理な傾向がたくさんある。
②私たちは、こうした不合理性が自分に及ぼす影響を、自覚していない事が多い。
 つまり、自分が何に駆られて行動しているのか、よくわかっていない。

だからこそ、私たちは、直感を疑ってかかる必要がある。自分の直感に疑問を投げかけるには、実験することが大切である。

著者 ダン アリエリー

1968年生まれ。デューク大学教授 行動経済学研究の第一人者。テルアビブ大学で心理学を学んだ後、ノースカロライナ大学チャペルヒル校で認知心理学の修士号と博士号、デューク大学で経営学の博士号を取得。 その後、MITのスローン経営大学院とメディアラボの教授を兼務した。この間、カリフォルニア大学バークレー校、プリンストン高等研究所などにも籍を置いている。 18歳のとき、全身70%にやけどを負う事故にあい、3年間を病院で過ごした。その結果、いささか型破りなものの見方を身につけたという。その研究のユニークさは、2008年度にイグノーベル賞を受賞したことでも証明されている。

この本を推薦しているメディア・人物

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グロービス経営大学院客員准教授 金森 努
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フレイムワークマネジメント 代表取締役 津田 倫男
帯
サイエンスライター 竹内 薫
マインドマップ的読書感想文 マインドマップ的読書感想文

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
序章 先延ばしと治療の副作用からの教訓 p.9 14分
第1章 高い報酬は逆効果 p.29 32分
第2章 働くことの意味 p.75 27分
第3章 イケア効果 p.114 22分
第4章 事前主義のバイアス p.145 15分
第5章 報復が正当化されるとき p.166 33分
第6章 順応について p.213 29分
第7章 イケてる?イケてない? p.255 19分
第8章 市場が失敗するとき p.283 20分
第9章 感情と共感について p.312 18分
第10章 短期的な感情がおよぼす長期的な影響 p.338 22分
第11章 わたしたちの不合理性が教えてくれること p.369 13分
謝辞 p.388 2分
共同研究者 p.391 6分
訳者あとがき p.399 8分

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