国立情報学研究所教授が、数学と情報学の視点から、コンピュータの進化と能力を説明し、今後の仕事をする人にとって重要な能力とは何かを説く。これからは、ますますコンピュータの進化によって、人間が行っている仕事は奪われていくとしている。
現在のホワイトカラーの仕事の半分弱は、コンピュータが担うようになると想像される。コンピュータとバッティングするような職業領域しか選択肢のないタイプの人々は、仕事を失う可能性がある。
これからは、コンピュータが苦手とし、さらに単純労働でなく、能力によって価値に差異が生まれるような能力で戦わざるを得ない。そのためには、コンピュータを使いこなすための言語である数学を理解しておくことが大切である。
著者 新井 紀子
1962年生まれ。国立情報学研究所教授・社会共有知研究センター長 専門は数理論理学、情報科学、数学教育。2011年より人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトディレクタを務める。2016年より読解力を診断する「リーディングスキルテスト」の研究開発を主導。
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![]() 小飼 弾 |
![]() 筑波大学大学院准教授 江口 匡太 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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はじめに 消えていく人間の仕事 | p.1 | 8分 | ![]() ![]() ![]() |
第1章 コンピュータに仕事をさせるには | p.11 | 23分 | ![]() ![]() ![]() |
第2章 人間に追いつくコンピュータ | p.41 | 63分 | ![]() ![]() ![]() |
第3章 数学が文明を築いた | p.125 | 18分 | ![]() ![]() |
第4章 数学で読み解く未来 | p.149 | 29分 | ![]() ![]() |
第5章 私たちは何を学ぶべきか | p.187 | 24分 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
おわりに 計算とともに生きる | p.219 | 2分 | ![]() |
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