新しいアイデアは「借りてきて組み合わせる」ことで生まれる。既存のアイデアをどのように借りてきて、新しい発想に結び付けるのかを解説する。
アナロジー(類推)という考え方を利用した思考法。様々な事例を紹介しながら、そのメカニズムを説明しており、論理的に理解できる内容になっている。
新規事業に関わるビジネスパーソンには、読む価値が高い。
発想力には2つの要素がある。
①多様な経験や知識を持っていること
②それらを発想の対象としているものに結びつけること
前者だけでは「単なる雑学博士」である。後者を鍛えることで「アイデアマン」になれる。多様な経験や知識を「つなげる力」がアナロジーの力である。
アナロジーを活用するには、多様な世界を「一般化」「共通化」「構造の把握」を通じて、共通点と相違点を見つけることが重要である。2つの世界の比例関係を利用すれば、新たな発想を生むことができる。
著者 細谷功
1964年生まれ。クニエ マネージングディレクター 東芝で8年間エンジニアとして働いたのち退職。アーンスト&ヤング・コンサルティング(ザカティーコンサルティング→クニエの前身)に入社。 製造業を中心として製品開発、マーケティング、営業、生産等の領域の戦略策定、業務改革プランの策定・実行・定量化、プロジェクト管理、ERP等のシステム導入およびM&A後の企業統合等を手がけている。
![]() 土井 英司 |
![]() |
![]() 丸善 丸の内本店「松丸本舗」売場長 宮野 源太郎 |
![]() 橋本 大也 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
---|---|---|---|
はじめに | p.1 | 3分 | ![]() |
第1章 アナロジーとは何か、なぜ重要なのか | p.13 | 24分 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
第2章 アナロジーのメカニズムを解明する | p.53 | 17分 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
第3章 アナロジーの基本は「構造的類似点」を探すこと | p.81 | 20分 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
第4章 アナロジーに必要な抽象化思考力 | p.115 | 21分 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
第5章 科学やビジネスに応用されるアナロジー | p.151 | 37分 | ![]() ![]() |
第6章 アナロジー思考力を鍛えるために | p.213 | 21分 | ![]() ![]() ![]() |
おわりに | p.249 | 2分 | ![]() |
![]() [Amazonへ] |
![]() [Amazonへ] |
![]() [Amazonへ] |
![]() [Amazonへ] |
![]() [Amazonへ] |
![]() [Amazonへ] |
![]() [Amazonへ] |
![]() [Amazonへ] |
![]() [Amazonへ] |
![]() |
![]() 社会人ならおさえておきたい『アナロジー思考』
http://kosstyle.blog16.fc2.com/blog-entry-1522.html
2012-06-20
|