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2012/01/19更新

誰が中流を殺すのか アメリカが第三世界に堕ちる日

254分

4P

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アメリカを衰退させない方法

製造業の雇用の減少や国の債務残高の増加により、アメリカが衰退の道を歩んでいる。近年の金融業の拡大によって、最も高い代償を払わされたのが中流層であり、彼らは窒息させられている。
アメリカの崩壊を解説しながら、アメリカをどのように立て直すかを提言している。アメリカで影響力のあるインターネット新聞「ハフィントン・ポスト」の創設者が書いている本。

超短要約

製造業はこれまでアメリカ人を中流に導き、その階層にとどめてきた仕事であるが、このブルーカラーの職の消失は数十年続いている。その原因がアメリカ経済の金融化であり、金融危機の直前にはアメリカの企業収益の40%以上が金融業に入っていた。

金融危機後、毎月12万以上の世帯が破産するなど、中流層が哀れな状況に追い込まれている。このような状況になったのは、政治の責任である。民主主義はロビイストたちによって、私利私欲の駆け引きにとって代わられ、特定の利益団体のために政策が行われるようになってしまった。そして、中流層のためのロビイストはいない。

第三世界への衰退を阻止するには、政府と民間の両部門からの大胆な発想が必要であり、1人1人が責任を持って事態に対処する必要がある。

著者 アリアナ・ハフィントン

1950年生まれ。『ハフィントンポスト』創設者 スライブ・グローバル社の創設者・CEO ネット専門のニュース・ブログサイトとして2005年にスタートした『ハフィントンポスト』はたちまち評判になり、多数の読者を獲得。他メディアへの引用やリンク掲載も多い。2012年にはピューリッツァー賞(国内報道部門)を受賞した。 2016年、「“成功するには燃え尽きという代償が不可欠"という集団妄想を終わらせ、人々の働き方と生き方を変える」ことを理念に掲げ、新会社スライブ・グローバルを設立。 同社は、人々の健康と生産性向上のため、最新の科学的知見にもとづくトレーニング、セミナー、eラーニング講座、コーチング、継続的サポートなどを世界各地の企業および個人に提供すると発表している。 近年では、タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」、フォーブス誌の「世界で最もパワフルな女性100人」に選ばれたことがある。 また、タクシー・ハイヤー配車サービスのウーバー・テクノロジーズや、非営利の調査報道組織センター・フォー・パブリック・インテグリティなど、多数の企業および組織で役員を務めている。

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日本経済新聞 日本経済新聞
北海商科大学教授 古矢 旬

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに p.9 2分
1章 第三世界アメリカ p.13 31分
2章 中流街の悪夢 p.57 39分
3章 アメリカは朽ち果てる p.113 24分
4章 誰がアメリカン・ドリームを殺したか p.147 33分
5章 アメリカを第三世界にしないために p.195 61分
あとがき p.283 3分

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