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2012/09/13更新

ウォートン流 人生のすべてにおいてもっとトクをする新しい交渉術

547分

9P

  • 古典的
  • トレンドの
  • 売れ筋の
  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な

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Googleが社員教育に採用している交渉モデル

ウォートン・ビジネススクールで教鞭をとる交渉術の専門家が、その人気講義をまとめた本。買い物での値下げ交渉、就職面接、子供のしつけなど、生活のあらゆる場面で使える実用的な内容になっている。書籍代以上の利益が返ってきそうな1冊。


■交渉の半分は「人」で決まる
交渉で何より大切なことは、向かいに座っている人たちの個性や感情が、交渉のすべてを支配するということである。

人が合意に至る理由の内、内容と関係のあるものは10%に満たないことが、研究からわかっている。50%以上が、人と関係のある理由である。お互いを気に入っているか、信頼し合っているか。そして、1/3強が交渉で用いられるプロセスと関係がある。お互いのニーズを知ろうとしているか、お互い真摯な姿勢で取り組んでいるか。

交渉では実質的な問題がすべてだと思っている人は、正論をふりかざすだけで、相手を説得することはまずできない。

敵対的な態度で交渉する人が取引をまとめる確率は、協力的に問題解決を図ろうとする人の半分だという。そしてまとめた取引での取り分も、協力的な人たちの取り分の約半分でしかない。つまり、対立的な態度で交渉しても得られる利益は1/4にしかならない。

交渉で何より大切にすべきは、相手の心理である。相手の心理について考え抜かなければ、機会を発見したり、対立を解消したりすることはおぼつかない。

超短要約

■12の戦略
①目標がいちばん大切だ
交渉は目標を達成するために行うが、多くの人が他のことに気を取られ、目標に反する行動をとっている。交渉では、どんなに効果があろうと、関係構築や利益、ウィン・ウィンを追求することそれ自体を目標にしてはならない。あくまで目標に見えて近づけるものでなくてはならない。

②相手がすべて
相手が物事をどのようにとらえ、感じているか、何を求めているか、どのような形で確約を行うのかを知ること。相手の立場に身を置き、相手を自分の立場に立たせよう。実力や影響力を行使しても、報復を招くだけである。

③「感情のお見舞い」をする
理不尽な人は感情的になっている。聞く耳を持たない人は、説得しようがない。相手に共感を示し、必要とあれば謝罪し、相手を尊重し、相手の感情的心理を汲み取らなくてはならない。

④状況は毎回異なる
交渉をするたびごとに、状況を分析する必要がある。

⑤段階的に進める
交渉が失敗する原因に多いのは、一度に多くを求めすぎること。これでは相手を不安にさせ、交渉がリスキーだという印象を与え、違いを拡大してしまう。相手がよく知っていることから、よく知らないことへ、一歩ずつ導こう。

⑥不平等な価値のものを交換する
何を大切に思うかは、人によって違う。一方にとっては大事だが、他方にとっては大事でないものを探し、交換する。

⑦相手の規範を調べる
相手の方針や例外規定、前例、過去の発言を調べよう。相手が方針に反することをしたら、問題行動を指摘しよう。

⑧相手を操作せず、率直で建設的な態度をとる
信頼は最大の財産である。

⑨コミュニケーションを絶やさず、目に映るままを言葉にし、ビジョンを描き出す
今の状況を簡潔に言葉で表し、相手が向かうべき場所を描き出そう。

⑩本当の問題をつきとめ、それをチャンスに変える
本当の問題を見つけるには、相手がなぜ今のような態度をとっているのか、その原因をつきとめる必要がある。相手の立場に身を置いて考えよう。

⑪違いをありのままに受け止める
違いは、多様な認識、アイデア、選択肢を生み、よりよい交渉をもたらす。

⑫準備する
交渉の前に交渉戦略やツールのリストを作成し、それを使って練習する

著者 スチュアート・ダイアモンド

ペンシルベニア大学ウォートン・ビジネススクール 教授 交渉術の世界的専門家。グーグル、マイクロソフト、JPモルガンなどの多くの優良大企業や、国連、世界銀行などの公的機関に、交渉戦略に基づいてアドバイスしている。ハーバード大、コロンビア大、UCバークレーなどでも講師を務め、現在受け持っているペンシルベニア大学ウォートン・ビジネススクールのMBAコースでの講義は同校で15年連続人気ナンバーワンとなっている。 自らも弁護士の立場、企業家の立場から、農業からハイテクまで幅広いビジネスを率いている 。

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章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに p.8 3分
第1章 これまでとはまったく違う交渉術 p.11 35分
第2章 交渉の半分は「人」で決まる p.52 28分
第3章 相手の頭のなかをのぞく p.85 31分
第4章 非協力的な相手と交渉する p.121 35分
第5章 不等価交換 p.162 22分
第6章 感情は交渉の敵 p.188 28分
第7章 問題解決のためのゲットモア・モデル p.221 20分
第8章 文化の違いに対処する p.244 33分
第9章 職場でゲットモア p.283 24分
第10章 買い物でゲットモア p.311 25分
第11章 人間関係 p.340 37分
第12章 子どもと交渉する p.383 27分
第13章 旅行先でゲットモア p.415 27分
第14章 街中でゲットモア p.447 21分
第15章 社会問題 p.471 32分

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