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2012/10/08更新

あたらしい書斎

131分

4P

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書斎のすすめ

ブロガーである著者が、より知的な創造活動のため「1畳でできる書斎」の作り方を紹介している。


■インプットの場として書斎が必要
辞書を引けば、「書斎」とは「本を読んで学んだり、書き物をしたりするための部屋」といった説明がされているだけで別に成功者でないと持てないものではない。

現代の様々な知的産業・情報産業にたずさわる私たちにとって、仕事でアウトプットを続けることと同時に、インプットとしての学びも日々継続していく必要があることは、多くの人が実感している通りである。技術や社会の変化に追いつくために情報を吸収し、考えを深め、また情報共有や対話の場を持って考えを発表し、さらに磨き上げるといったことを日常的にしていくことで、質の高い仕事が可能になる。そのためには書斎が必要である。

常に手元にあるモバイル機器やネット環境のために、私たちの生活は、いつまでも終わりのない、細切れの時間の連続になってしまった。スマートフォンや携帯電話が普及する前には、移動中にじっと考え事をしたり、本を読んだりしていた人が多いのではないか。

私たちがある程度集中して学びや思索をする時間は失われつつある。そうした時間を取り戻すために「書斎」を見直すことが必要である。

超短要約

私たちがある程度集中して学びや思索をする時間は失われつつある。そうした時間を取り戻すために「書斎」を見直すことが必要である。

書斎に必要な機能は、次の3つ。

①「こもる」ための空間
②集中の「スイッチを入れる」ための装置
③学びや思索の「質を高める」ための本と本棚

こもるための空間としては1畳あれば十分である。アナログな書斎を用意した後は、デジタル技術を組み合わせて、より機能的な書斎として活用する。デジタルでスペースと時間をうまく作るために、情報をデジタル化し、検索しやすい形で情報を整理して、保管すること。

情報を整理した後は「開かれた書斎」として、次の方法で、情報共有や対話をする。

・Evernoteなどのクラウドサービスを利用して情報を共有する
・ソーシャルメディアを利用して「フロー情報」をやりとりする
・ブログで「ストック情報」を公開し記事を積み上げる

情報を共有し、充実した対話によって考えることが促進され、考えることの質もおのずと上がる。

著者 いしたにまさき

ブロガー Webサービス・ネット・ガジェットを紹介する考古学的レビューブログ「みたいもん!」管理人。2002年メディア芸術祭特別賞、第5回WebクリエーションアウォードWeb人ユニット賞受賞。 フードソーシャルサービス「miil」を運営する株式会社FrogApps役員、内閣広報室・IT広報アドバイザーも務める。

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章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
第1章 「あたらしい書斎」の姿をさぐる p.21 21分
第2章 1畳の空間とIKEA家具での書斎作り p.62 25分
第3章 デジタルとウェブが可能にする「開かれた書斎」 p.111 18分
第4章 ノマドワークスタイルと「外にある書斎」 p.147 10分
第5章 私のあたらしい書斎、究極の書斎、未来の書斎 p.167 18分

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