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2013/01/09更新

ビビる大木が聞き出した! “好き"を仕事にするための77の極意

164分

3P

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人気クリエイターのヒットを生み出す仕事術

エンターテイメント業界を代表するクリエイター6人に対し、その仕事術をビビる大木がインタビューしたもの。

ヒット商品はどのように生み出されるのか?
アイデアはどこから生まれるのか?

人気クリエイターの言葉からそのヒントが見つかるかもしれません。


■クリエイターに共通していた点
①みんな面倒くさいことをやっている
普通に考えたら「あー、これは面倒くさいだろうな」という事に挑むか挑まないかが、人生の分かれ目なのかもしれない。

②人生のどこかで必ず「気づき」がある
気づこう、気づこうと思っているんじゃなくて、無意識で気づいてしまう瞬間がある。「気づけるかどうか」、これも重要なポイントである。

超短要約

■アップルシード・エージェンシー 鬼塚忠さん (作家のエージェント)
・売れるのは難しくない、売れ続けるのが難しいのだ
本を1冊出すのって、それほど難しい事じゃないんです。でもずっと本を出し続ける事は難しい。同じように、1冊のベストセラーは出せても、次に書く本もずっと売れ続ける作家でいるのって大変なんです。だから、1年後、2年後を見越して作戦を立てていくんです。

・一度信じたら、1、2回失敗しても、3回目に賭ける
最初から売れない人はいっぱいいます。でも才能があると思ったら、同じテーマでずっと書き続けてもらって、出していくんです。そうしたらある時、バーッと火がついて、すると前に出した本も連動して売れるんです。

どんなに才能があっても、百発百中っていうのは無理なんです。「この人はすごくいい!」って思う人でも、出した本がベストセラーになるのは3割くらいなんですね。という事は単純に考えて、3冊出せばどれかがベストセラーになるんですよ。

頭がよくてクレイジーな人の本は、ほぼベストセラーになりますね。「インテリ×クレイジー」。

■レベルファイブ 日野晃博さん (代表作:『レイトン教授』)
・ただ良質なだけでは売れない、仕掛けがなければ
今はただゲームを作れば売れるっていう時代じゃなくなっているんですよね。一般の人にゲームをちゃんと買ってもらうには仕掛けを作っていかないとダメなんですよ。声にタレントさんを起用するものもあれば、音楽を松任谷由実さんにお願いするのもある。マンガやアニメとストーリーを連動させたり、ソフトにプラモデルをつけたり。売るための話題作りという一面はありますね。

・ターゲットに合わせて、打てる手はすべて打つ
最初から『レイトン教授』は女性狙いだったんです。だからパッケージの裏も、普通はゲーム画面をいっぱい載せるのですが、『レイトン教授』の場合は1つか2つだけにして、あとはタレントさんの顔を大きく載せて、女性誌みたいにコメントを載せました。CMも女性をターゲットに作りましたし、ちゃんとタレントさんを呼んで完成披露会をやって、朝の情報番組で流してもらえるように考えましたよ。

・子供の頃に好きだったものを思い出して、突き詰める
受け取る側の気持ちになって物を考えようという意識はありますね。例えば子供向けのゲームだったら「自分が子供だったらどう思うかな?」って考えます。
でも、子供の気持ちになって物を考える事は厳密にはできない訳です。だから実際にやっている事は「子供の頃に好きだったものを思い出す」という作業です。それを今の世の中に合った形でアレンジしていく感じです。

著者 ビビる大木

1974年生まれ。お笑いタレント ワタナベエンターテインメント所属。1996年、お笑いコンビ「ビビる」を結成。「はじめまして、こんばんみ!!」「わっしょい!」のギャグがブレイクするなどし、バラエティ・コントなどに活動の場を広げていった。2002年現在の芸名に改名し、ピン芸人となる。ビビる解散後はコンビ時代以上の活躍を見せ、多数のバラエティ番組に出演。

この本を推薦しているメディア・人物

帯
エッセイスト 阿川 佐和子
日経ビジネス Associe (アソシエ) 2013年 02月号 [雑誌] 日経ビジネス Associe (アソシエ) 2013年 02月号 [雑誌]

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに p.3 1分
PROFILE.1 広告―博報堂ケトル代表取締役社長・共同CEO・嶋浩一郎さん p.15 20分
PROFILE.2 テレビ―NHK歴史番組プロデューサー・渡辺圭さん p.57 19分
PROFILE.3 出版―アップルシード・エージェンシー代表取締役・鬼塚忠さん p.97 20分
PROFILE.4 ゲーム―レベルファイブ代表取締役社長/CEO・日野晃博さん p.139 17分
PROFILE.5 テレビ―フジテレビバラエティ番組プロデューサー・坪井貴史さん p.175 16分
PROFILE.6 ブランド―柴田陽子事務所代表取締役・柴田陽子さん p.207 26分
あとがき p.260 2分

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