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2013/04/24更新

私たち「ユニクロ154番店」で働いていました。

165分

3P

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ユニクロで働くということ

10年以上前、ユニクロに新卒で入社し、約1年で逃げるように辞めた著者が、当時のスタッフを訪ねて回るノンフィクション。当時の社員、準社員、アルバイトたちはいま何をしているのか。当時のユニクロの現場を振り返りながら「ユニクロという会社で働くこと」の本質を描き出す。


■ユニクロ154番店
2000年3月、ユニクロ町田店に新入社員として赴任した。町田店は駅ビルや郊外の大型商業施設ではなく、ロードサイドにあった。この旧型店舗で半年間ほど過ごし、秋にはユニクロ青葉台東急スクエア店に異動した。そして、翌年の春先に会社を辞めることになる。

ユニクロ店舗には開店順に通し番号が付けられる。町田店は154番目の店。オープンしたのは1994年でユニクロでも初期の店舗だった。1998年のフリースブームでは、町田店にも客が押し寄せ、小さな駐車場前の道路では「ユニクロ渋滞」が起きたが、2002年にひっそりと閉鎖された。閉鎖と同時に全員がユニクロを離れたという。

超短要約

■愛されるユニクロに生まれ変われ
新しい店をどんどん作り、失敗したら即撤退する。スクラップ&ビルドの推進は、売上と利益の拡大に邁進する企業の論理では正しいかもしれない。但し、その場所で働いていた人たちはどうなるのか。組織や職場は儲けるためだけに存在するのだろうか。

人と人との出会いはそんなドライなものではありえない。第一義的には「お金を稼ぐため」に集まった仲間でも、次第に信頼関係が深まり、その場所に愛着が生まれ、一つのコミュニティとして機能し始める。家族でもサークルでも会社でも、「場」を作る人にはそれだけの責任が生じる。それは、できる限り長続きさせる責任だ。

ユニクロは、人、商品、店舗などすべての経営資源を四半期ごとの成果で冷徹に評価し、「業界NO.1 SPA」の座を奪おうと爆走している。スピードについていけない者は去らねばならない。在籍期間が長いだけの古参社員やスタッフがのんびりできる余地はどこにもない。それがユニクロの平均年齢を低めにとどめて、人件費コストの抑制に貢献している面もある。

しかし、そこには一緒に働く人、地域、客への愛情が抜け落ちている。安くて便利なモノをいち早く提供する会社は、拡大競争には一時的に勝ち残るだろう。でも、誰からも、愛されない。真の危機を迎えた時、自分の利益を犠牲にしてでも会社を救おうとする人はいない。

著者 大宮冬洋

1976年生まれ。フリーライター 大学卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に就職。退職後、編集プロダクションを経て、2002年よりフリーライターに。『日経ビジネスアソシエ』、『プレジデント』、『きょうの料理ビギナーズ』、『dancyu』などで執筆。

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帯
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章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
プロローグ 居心地の良かった「ユニクロ154番店」の跡地を訪ねて p.3 5分
第1章 裏店長と呼ばれたAランクパートとフリースブーム以前入社の古参準社員 p.25 24分
第2章 サッカー選手を目指すフリーターと元ギャル。アルバイトスタッフの意外な本音 p.65 22分
第3章 熱血社員たちはなぜ3年でユニクロを辞めたのか p.101 20分
第4章 ユニクロ外資系金融マンとCSスタッフ賞受賞の美人現役スタッフ p.135 13分
第5章 元チーマーと元銀行員がなぜユニクロに? 謎だらけだった2人の過去 p.157 17分
第6章 勤続16年「ユニクロが青春だった」元スーパースター店長との邂逅 p.185 17分
エピローグ 地域で愛されるユニクロに生まれ変われ p.213 6分

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