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2013/10/09更新

最強「出世」マニュアル (マイナビ新書)

124分

3P

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出世はテクニックである

出世はテクニックである。経営コンサルティング会社MAP経営で、入社1年で取締役にスピード昇進した著者が、出世するために必要なポイントを解説しています。


■出世の大原則
人事評価する側も評価される側と同様に感情を持った人間である。そこには、欲望、思惑など様々な感情が介在する。

出世したいと思っているあなたにとって、評価する側の人間、つまり上司を知る事が最も重要である。評価する上司にもニーズが存在する。求められていない事ばかりしていては、評価を上げるどころか、下げる事になる。

評価する側の上司も同じ感情を持つ人間であるという事は、その上司には必ず「仕事」の好き嫌いが存在する。報告の仕方、お伺いを立てるタイミング、業務の進捗管理など、仕事をする上で必ずしもマニュアル化されていないものが多く存在する。会社の「上」にいる人は、その会社の「仕事」の好き嫌いにより評価されて出世しているはずである。会社ではどのような仕事ぶりが評価されるのか、上司の仕事の癖はどんなものか、を常に観察する事が大事である。

「上司の困り事は何なのか?」「上司は今何を求めているのか?」を考えて行動を取る事が重要である。上司の好みを把握し、それに見合った行動をする事が出世の近道となる。

超短要約

■人間の器を大きくせよ
ビジネスでは「人間性」よりも「人間力」を磨く事が出世を決める重要な要素となる。「あの人、良い人だよね」で終わる性格が良いのに出世できない人は、「人間力」が足りない。「人間力」とは、「ビジネス上の利害関係者に何らかの影響を与え、それにより他者に変化を生じさせる能力」と定義される。

「人間力」の向上には「人間の器」を大きくする事が不可欠である。「人間の器」とは次のように定義される。

人間の器 = 思考範囲 × 将来年数 × 実行度合い

「思考範囲」とは、考えがおよぶ範囲の事。自分の事しか考えていない人もいれば、家族の事、会社の事、日本の事と思考範囲は人それぞれである。「将来年数」とは、どれだけ先まで見通しているかという事。さらに論じていても、実行した分しか「人間の器」の容積は大きくならない。会社でも実行したものだけが評価の対象となる。

著者 浅野 泰生

1972年生まれ。株式会社MAP経営専務取締役 大学卒業後、親のコネで中京コカ・コーラ(現コカ・コーラセントラルジャパン)に入社し、飲料をトラックで運ぶ配送業務に従事。新入社員の年間MVPを獲得するも、「俺が欲しいのは肉体労働でのMVPではなく、ホワイトカラーでのMVP」と思い立ち、同社を退社。 その後、職を転々とし、4回にわたる転職人生でキャリアアップどころか多額の負債を負うことになる。 2006年に株式会社MAP経営に平社員として入社。負債を返済しなければならないという超現実的動機から死ぬ気で働き、スピード出世の法則を見つけ出す。入社1年後の2007年に取締役就任、2011年10月より現職。

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帯
小宮コンサルタンツ代表取締役 小宮 一慶

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに p.3 2分
第1章 出世の大原則 p.17 13分
第2章 出世する人としない人の分かれ目 p.45 11分
第3章 経営陣に気に入られる評価の上げ方 p.67 10分
第4章 出世につながる実績の見せ方 p.87 12分
第5章 自分の能力を高く見せるモノの言い方 p.113 11分
第6章 課長からさらに上にいくためのマネジメント術 p.137 13分
第7章 出世コースから外れないための「危機管理」マニュアル p.165 11分
第8章 会社もあなたも幸せになるための「出世」の掟 p.187 8分
おわりに p.204 2分

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