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2014/01/09更新

SONYとマッキンゼーとDeNAとシリコンバレーで学んだ グローバル・リーダーの流儀

176分

2P

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日本企業が海外に進出する時に注意すべきこと

ソニーやシリコンバレーのベンチャー企業などで働いてきた著者が、日本企業が海外に出た時にぶつかる文化のギャップをストーリー形式で解説した1冊。


■5つの文化のギャップ
シリコンバレーは世界のありとあらゆる地域から、多様な文化背景を持った人たちが集まってできた複合社会である。シリコンバレーで組織や文化的な問題を解決してビジネスで成功すれば、他の地域で同じ事をするのは比較的易しい。日本企業がシリコンバレーに進出する時に陥りがちな文化のギャップには、次の5つがある。

①労働観のギャップ
②組織のギャップ
③人材育成のギャップ
④コミュニケーションのギャップ
⑤リーダーシップのギャップ

これらのギャップを乗り越える事ができたなら、その時こそが「日本発グローバル・リーダー」の誕生の瞬間である。

■労働観の谷
アメリカ人の労働時間は国際基準では短くない。但し、日本で感じる「忙殺されるサラリーマン」とは少し違う。まず、長時間働く事が良いとは思っていない。日本のように遅くまで働く事が忠誠心や努力の現れとはみなされない。次に彼らは義理や周囲への義務感、罪悪感に追われて働く事がない。そして、どんなにワーカーホリックな人でも、できるだけプライベートや家族との時間を確保する努力をしている。

超短要約

グローバル・リーダーとしてリーダーシップを発揮するためには、4つのポイントが必要であり、それらを異文化環境でもはっきりと表現できなければならない。

①誠実であること
②前向きであること
③有能であること
④チームをワクワクさせること

著者 森本 作也

大学卒業後ソニーに入社、サウジアラビア、アラブ首長国連邦に駐在。業務用機器の中近東営業本部立ち上げに携わり、中近東全域の市場開拓を担当したのち、休職し米国スタンフォード大学経営大学院(MBA)に自費留学。 修了後マッキンゼー&カンパニー東京オフィスに入社し、モバイルを含むハイテク関係のプロジェクトに従事。 約1年のフィンランド駐在を経験した後、シリコンバレーに本拠を持つベンチャー、カネスタに入社。カネスタアジア株式会社を設立し、アジア全域の市場開拓の責任者に就任。その後、商品企画担当シニアディレクターを兼務し、欧米を含む全世界の市場開拓、商品企画を担当。カネスタのマイクロソフトへの売却後、DeNAに入社。北米子会社であるDeNAグローバルにて新事業立ち上げ、PMI(Post Merger Integration)担当を経てDeNA全社のグローバルHR室長に就任。 DeNA退社後にシリコンバレーにて社会的企業MiCMALiを立ち上げるとともに、東大情報理工学系石川・奥研究室のスピンアウトであるエクスビジョン株式会社取締役に就任し、現在に至る。

この本を推薦しているメディア・人物

帯
キャリア形成コンサルタント 伊賀 泰代

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
プロローグ p.19 18分
Part1 労働観の谷 p.53 16分
Part2 組織の谷 p.83 18分
Part3 人材育成の谷 p.117 12分
Part4 コミュニケーションの谷 p.139 17分
Part5 リーダーシップの谷 p.171 16分
エピローグ 融合 p.201 30分

この本に影響を与えている書籍(参考文献、引用等から)

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