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2014/02/12更新

もしも日本が消えたなら 世界を支える日本のチカラ

  • 烏丸 千
  • 発刊:2013年11月
  • 総ページ数:208P

116分

2P

  • 古典的
  • トレンドの
  • 売れ筋の
  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な

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日本は様々な形で世界を支えている

「もし、日本がなくなれば」と考えると、技術、経済、文化などの面で大きな問題が生じる。日本が世界に与えている様々な影響力について、まとめた1冊。


■日本経済は世界経済の潤滑油
日本の2012年のGDPは5兆9590億ドル(約600兆円)。世界全体のGDPは72兆円弱なので、日本は世界全体が生み出した儲けの約12%程度を担っている事になる。長い不況下でも安定したGDPを生み出してきた日本の経済力はもっと誇りに思ってもいい。

■アメリカ国債は得意先を失う
2012年現在、日本は1兆ドルを超えるアメリカ国債を引き受けている。近年は中国が日本を上回る巨額の債券を手元に置いているが、長きにわたって安定的に巨額のアメリカ国債を保有し続けてきたのは日本だけ。日本がなくなれば、アメリカ財政は舵取りが難しくなる。

超短要約

■東アジア経済は大失速する
日本と韓国は日韓通過スワップ協定を結んでいる。これはお互いに通過を融通する協定だが、この協定によって韓国ウォンの信用が保たれている。日本がいなくなると、韓国は信用危機に陥る。一方、中国も経済成長の一端を日本に頼っている。レアメタルの他、食品から日用品まで多種多様な品物を大量に買っているのは日本である。

■国連の機能が停止する
日本が担っている国連予算の分担金は、2013年度で約2億7600万ドルで約11%を占める。トップのアメリカの分担率は22%で約6億1800万ドル。分担率が2桁を超えているのは、長い間アメリカと日本だけ。これは日本がなくなれば、国連が資金に困るという事だ。

著者 烏丸 千

作家 雑誌記者を経て作家に。取材対象は政治、経済をはじめスポーツからペット、風俗まで多岐にわたる。

この本を推薦しているメディア・人物

週刊 ダイヤモンド 2014年 1/4号 [雑誌] 週刊 ダイヤモンド 2014年 1/4号 [雑誌]
紀伊國屋書店和書販売促進部係長 水上 紗央里

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに p.2 2分
第1章 ジャパンマネーの世界への影響力 p.13 10分
第2章 安全保障、環境やエネルギー技術に突出! ! p.35 12分
第3章 国家運営が立ち行かなくなる国も出る! p.61 14分
第4章 日本の技術がなくなれば生活がガラリと変わる! p.93 20分
第5章 世界中の食卓が変化する! p.137 10分
第6章 娯楽や趣味もスポーツも味気なくなって意気消沈! p.159 20分
おわりに p.204 1分

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