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2014/04/17更新

ひらめきはカオスから生まれる

196分

2P

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ひらめきつくり出す方法

「ひらめき」を効果的につくり出すにはどうすればいいのか。
「カオス(混沌)」こそが、新しいアイデアを創造する源泉だと、様々な事例を挙げながら解説している1冊です。


■カオスが新たなアイデアを創造する
どんな組織であれ個人であれ、カオスとそれに伴う予測不能性や不確実性は、誰もが最小限に抑えようと奮闘している。円滑な運営を目指す者にとって、それは大敵と言える。カオスという言葉からは、誰もが秩序に欠けた状態や、確たる計画や目標のない行動を思い浮かべやすい。その結果はネガティブである事が多い。しかし、そんなカオスにも別の側面がある。変幻自在で、凝り固まったシナリオとは無縁で、明確すぎる目標にも縛られないあり方が「革命」を招く。

カオスは、まず「余白」を作り出す。それが「異分子」の入り込む余地となる。そこから、思いもよらぬ結果が生まれる。そのような不思議な現象を「計画されたセレンディピティ(偶然)」と呼ぶ。

新たなアイデアが生まれ育つには「異分子」の存在が欠かせない。そして、もう1つ必要なものが「計画されたセレンディピティ」である。組織が革新的なアイデアを招来し、体制の中で縦横にやりとりするには、組織の中に小さな「カオス」を創造する事である。

超短要約

人生であれ仕事であれ、誰にとっても「穏やかなカオス」は不可欠である。議題を定めない話し合いの場を設けたり、異質の人材を輪に加えたりする事のメリットは計り知れない。小さなカオスを意識的に導入する事で、思いもよらない「偶然」が生まれる。斬新で創造的なアイデアもそうした風土から芽吹く。

意外にも、カオスは組織の機能を向上させる。優れた学校を設立し、革新的なビジネスを生み出し、弾力性に富んだ軍隊をも創造する。

著者 オリ・ブラフマン

作家 専門は組織論。イノベーションや組織マネジメントについて、フォーチュン500企業でコンサルティングや講演を行い、アメリカ軍の意思決定に“カオス"を導入する研修プログラムを手がける。

著者 ジューダ・ポラック

UCバークレー ハースビジネススクール 常任講師 TEDxでもスピーチを行う。リーダーシップの専門家として、グーグル、SAP、オラクル、アメリカ軍で仕事をする。

この本を推薦しているメディア・人物

日本経済新聞 日本経済新聞
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章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに p.3 1分
第1章 カオスを巧みに利用する p.5 20分
第2章 穏やかなカオス p.39 9分
第3章 アインシュタインの頭脳 p.55 24分
第4章 ひらめきの神経科学 p.97 23分
第5章 裸でサーフィン p.137 18分
第6章 セレンディピティを促進する p.169 16分
第7章 カオスとシリコンバレー p.197 15分
第8章 カオスの五つのルール p.223 12分

この本に影響を与えている書籍(参考文献、引用等から)

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