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2014/06/16更新

コクヨ式 机まわりの「整え方」 社内で実践している「ひらめきを生む」3つのコツ

134分

2P

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仕事の生産性を高めるための職場環境の整え方

文具・オフィス家具メーカーのコクヨが、仕事を楽しくするための職場環境の整え方を紹介。コクヨ社内の事例などを紹介しながら、創造的な仕事をするための机の整え方、文具の取扱い方法などを解説しています。


■机を整えれば仕事が楽しくなる
なんだか、会社に行きたくないなと感じてしまう原因の多くは、デスク、そして職場が整っていないからである。「整っている」状態とは、単に「整理整頓ができている」状態の事ではない。「創造性に充ちた場にすること」である。

そうなっていなければ、自席にいても気持ちが前向きにならない。だから、会社が「つまらないところ」になっているのである。いい仕事をしたいなら、仕事場は楽しくなくてはならない。その基本中の基本が「机をきれいにする」事である。

超短要約

■整えるコツ
職場環境を整える時の土台となるコツは次の通りである。

①「楽しさ」から考える
机でも職場でも、「整える」時に、いつも頭に置いておく事は「いかにその場所を、楽しいところにするか」という事である。「何のために机を整えるか?」という問いの先には、生産性を上げたい、もっとクリエイティビティを高めて仕事をしたいといった目指す状態があるはずである。この「プラスの要素」を引き出す事ができるのが「楽しさ」である。生産性を上げたり、ひらめきを得たりする事は、「楽しい」環境でこそ可能である。

②「目的」から逆算する
「どんな仕事をするか」から、働く環境を整える、という感覚は大切である。現代のビジネス環境は変化のスピードが速く、仕事が複雑な上、スピードが求められ、プロジェクトの性質も異なる。だからこそ、仕事の動きに合わせるように机をマネジメントする感覚が必要である。自分の机を、絶えず動いている仕事という「目的」に合わせた状態に整えること。机を整える事は、生産性を高めるだけでなく、優れたひらめきをも引き出す事がある。

③「時間」を区切る
事務作業は15分以内で終わらせるべきものもあれば、3日はかかるものもある。それぞれの仕事の「時間」や「期限」を区切らずいれば、いつしか頭の中も机もゴチャゴチャになる。机や職場環境が乱れるのは「時間軸」を考えていない事が1つの原因である。1つの仕事に取り組む時には、その時間や期限を意識的に区切り、机の上もそれに合わせて変化をつけていく。

著者 齋藤 敦子

コクヨ「WORKSIGHT LAB.」所長 コクヨ株式会社の働き方とワークプレイスの研究機関「WORKSIGHT LAB.」所長。 大学卒業後、コクヨに入社。設計部で空間設計やワークスタイル・コンサルティング等に従事し、「日経ニューオフィス賞」など受賞企業のワークプレイス構築に携わる。 その後、同社の新領域研究を担うRDIセンターに異動。次世代の働き方と働く環境についてコンセプト開発を続けている。2011年、世界の成長企業のオフィスを旅する媒体『WORKSIGHT(ワークサイト)』創刊。2012年にはWORKSIGHT LAB.を立上げる。

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章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
序章 生産性の高い机には「共通点」があった p.11 16分
第1章 仕事の成果は「机まわりの環境」で9割決まる p.43 18分
第2章 心と体を心地よく。すると、頭の働きがクリアに p.81 15分
第3章 会議室に「情報が流れる道」をつくるのです! p.111 14分
第4章 アイデアは「準備が整った場」から生まれます p.139 16分
第5章 「職場を整える」から「成果がきちんと出る」 p.171 16分
第6章 ちょっと高度でカッコいい「机まわり」の整え方 p.203 8分
おわりに p.220 1分

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