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2014/10/20更新

知的資本論 すべての企業がデザイナー集団になる未来

110分

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これから顧客価値を生み出すには何が必要となるのか

TSUTAYAを運営するCCC社長が、これからのCCCの経営方針を語った1冊。今後、顧客価値を生み出すものは何か。今後、CCCは書店、図書館、商業施設、家電の4つの分野でイノベーションを起こすとしている。


■デザイナーでなければ、生き残れない
企業はすべて、デザイナーの集団となる。そうなれない会社は、これからのビジネスシーンで成功を収める事はできない。企業活動の本質とはクリエイトだ。それはメーカーに限らず、流通業であれば、店舗空間を創造する必要がある。

製品における「デザイン」が持つ意味は、いま急速に変わりつつある。モノとは2つの要素からできている。1つは機能、もう1つはデザインだ。現代の商品において、その性質を決定する機能とその外観を構築するデザインは、不可分なものであって、そのどちらが欠けても、それは商品としては存在できない。デザインが商品の本質である以上、そこにコミットできないスタッフは、すでにビジネスにおいては無用の長物だ。

消費社会は加速度的に変容している。その変容をリアルに感じられるセンスが、有効な企画を打ち出すための土台なのである。そのセンスは多くの場合、危機感をもたらす。その危機感がビジネスを前進させる駆動力になるのだ。

超短要約

現在は提案の時代だ。顧客に対してどれだけ的確な提案ができるかが、ビジネスの成否を分ける。提案とは基本的に「1→1」の図式の中でしか可能とならない。相手の志向を理解し、必要を把握する。それに基づいて行われる事で、初めてその提案は有効なものとなる。提案するためには相手を知らなければならない。その知る手段として、プロファイリングが重要となってくる。

著者 増田宗昭

1951年生まれ。カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)代表取締役社長兼CEO 大学卒業後、株式会社鈴屋に入社し、軽井沢ベルコモンズの開発の他、店長・販促ディレクターなどを歴任。 1983年「TSUTAYA」の前身「蔦屋書店」創業。1985年ビデオレンタルフランチャイズ本部であるカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社を設立。以後、同社を発展させる。日本全国に1400店以上を数えるTSUTAYAを運営している。

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章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
序 武雄市長・樋渡啓祐氏との対話 p.8 12分
起 デザイナーしか生き残れない p.44 11分
承 書物たちが革命を起こす p.78 14分
転 実は夢しか実現しない p.120 14分
結 会社のカタチはメッセージ p.162 13分
終 副産物が幸福感を生み出す p.201 6分

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