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2014/12/02更新

えんぴつの約束――一流コンサルタントだったぼくが、世界に200の学校を建てたわけ

238分

3P

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  • ひらめきを助ける
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貧しい国に学校をつくる社会起業家のストーリー

貧しく、教育を受けることができない子供達のために学校をつくる非営利組織ペンシルズ・オブ・プロミスの創業者が、社会起業家としてどのような道を歩んできたかを語った一冊。


■一本の鉛筆
欲しいものがなんでももらえるなら、何がいい? 男の子は少し考え、胸を張って答えた。「えんぴつ」

バックパックの中には黄色い鉛筆があった。それを抜き出して男の子に渡す。鉛筆がその子の手にわたった瞬間、その子の顔がパッと輝いた。男の子はまるでダイヤモンドを見つけるように鉛筆を見ていた。その子は学校に行った事がなく、他の子が鉛筆を使っているのを見ていたのだと男達が教えてくれた。

世界中の多くの子供達にとってそれが現実だという事が、実感としてわかってきた。鉛筆のような小さなものが、子供の可能性を開くきっかけになる。

今、この時点で、教育に必要なものはすべて揃っている。それなのに、いまだに5700万の子供達が学校に行けず、読み書きのできない子供達がその他に数百万人も存在している。

超短要約

変化を起こしたいけれど、どうしていいかわからずジリジリと毎日を過ごしているなら、まず達成できそうな大胆な目標から始めてみるといい。大切なのは、大きな目標を掲げ、それに向けて日々小さな前進を重ねていく事だ。

毎日の会話を、現在の話から、これから創りたい人生の話へと変えるところから始めてみよう。なりたい人の言葉を語る事で、自分が一番生き生きと感じられる会話に没頭できるはずだ。自分が放つエネルギーが周囲の人々のエネルギーを引き出す事を感じるだろう。会話からチャンスが生まれ、それが行動となり、よりよい世界への足あとになる。だが、「明日から」と言い続けていては何も始まらない。

著者 アダム・ブラウン

1983年生まれ。ペンシルズ・オブ・プロミス 創設者兼CEO 16歳からヘッジファンドで働きはじめる。ブラウン大学で経済学を学び、名門ベイン&カンパニーでコンサルタントを務めた後、世界の貧困地帯に学校を建設するペンシルズ・オブ・プロミス(POP)を設立。 「非営利non-profit」ではなく「目的指向for-purpose」をかかげて従来のNPO/チャリティの世界に一大ムーヴメントを起こし、フォーブス誌「30歳以下の世界を変える30人」、WIRED誌「世界を変える50人」に選出されるなど、いま世界で最も注目される社会起業家の1人。 世界経済フォーラム初代グローバルシェイパーズ10人の1人でもある。

この本を推薦しているメディア・人物

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土井 英司
帯
ヴァージン・グループ会長 リチャード・ブランソン

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
プロローグ p.4 3分
1章 ひとと違う道を歩む p.12 7分
2章 居心地のいい場所を出る p.23 4分
3章 生かされている意味を知る p.30 7分
4章 一本の鉛筆で変わる人生もある p.41 7分
5章 名刺ひとつで大きなことができる p.52 4分
6章 ツーリストは見物し、トラべラーは模索する p.59 8分
7章 許可を求めない p.72 6分
8章 ひらめきをつかみとる p.82 6分
9章 大きな夢も、理由のない小さな行動からはじまる p.91 8分
10章 信用は日々作られる p.103 5分
11章 夢を口に出してみる p.111 7分
12章 目的を持って歩く p.122 6分
13章 幸せとは、だれかを祝うこと p.131 3分
14章 不可能に発奮する仲間を見つける p.136 4分
15章 ひとりだけに語りかける p.142 5分
16章 啓示を読み取る p.150 8分
17章 つながるために離れてみる p.162 5分
18章 最終決定者からイエスを引き出す p.170 6分
19章 モノよりも志に従う p.179 5分
20章 本物になる p.187 8分
21章 第一印象は取り消せない p.200 4分
22章 失敗と向き合う p.207 7分
23章 フォローアップを忘れない p.218 6分
24章 言葉を変えれば評価も変わる p.228 6分
25章 明確な目標だけが現実になる p.238 7分
26章 自分を向上させてくれる人の側にいる p.249 4分
27章 弱さをさらけ出す p.255 8分
28章 反響を増幅させる p.267 6分
29章 怖くなるほど大きな目標を掲げる p.277 6分
エピローグ 語る価値のある人生を送ろう p.287 3分

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