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2015/01/06更新

ここらで広告コピーの本当の話をします。

193分

4P

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コピーライティングの教科書

PlayStationや一番搾りのキャンペーンなどの実績を持つコピーライターが、コピーライティングに基本を解説している一冊。そもそも「広告とは何か」という話から、コピーライティングの本質を問います。


■コピーライティングの本質
一般的にコピーライターとは「商品や企業を宣伝するため、広告に使用する文言(コピー)を書く事を職業とする人」とされているが、コピーライターとは「商品をいじらず、言葉を使って商品の価値を上げる人」と言える。企業や商品の内容を単に「伝える」ではなく、「価値が上がるように伝える」のが仕事である。

そもそも広告の役割とは「モノとヒトとの新しい関係を創ること」である。だから「言葉を使ってモノとヒトとの新しい関係を創り、商品や企業の価値を上げる」のが、広告コピーによる広告クリエイティブという事である。ここにコピーライティングの本質があり、基本がある。

「価値」とは絶対的なものではなく、相対的なものである。価値は人によって異なる、その人が決める。企業の課題は常に生活者との関係性にある。生活者が「この企業の商品は自分がお金を払って買う価値がある」と感じる関係が創られ、保てればビジネスは維持される。その基本構造の中で、それを言葉で成し遂げるのがコピーライティングである。

超短要約

広告のコピーを書くには、次の2つを揃える必要がある。

・商品としての具体的な情報、競合との違い「USP」
・その商品を買ってくれそうな「ターゲット」

コピー作業の中で、机に向かってペンを走らせる作業は全体の1割ぐらい。その手前の「マーケティング的」作業、つまり「考える」が9割である。競合を調べ、商品のUSPと見極め、ターゲットを決め、彼らの欲求や不満、不安に思いをはせる。こういった事が「コピーを書く」という事の本質である。

著者 小霜 和也

1962年生まれ。マーケティングアドバイザー コピーライター 大学卒業後、博報堂入社、コピーライター配属。1998年退社。 現在、小霜オフィス no problem LLC代表。広告賞受賞多数

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章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに p.3 5分
第一章 そもそも広告コピーって何 p.19 34分
第二章 コピーを「考える」 p.79 32分
第三章 そもそも広告って何 p.135 33分
第四章 コピーを書く「姿勢」 p.193 28分
第五章 コピーライター人生とは p.243 12分
おわりに p.265 2分

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