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2015/05/27更新

あと20年でなくなる50の仕事 (青春新書インテリジェンス)

  • 水野 操
  • 発刊:2015年4月
  • 総ページ数:224P

151分

2P

  • 古典的
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  • 事例が豊富な

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AIが人間の仕事を奪う

コンピュータは、能力が飛躍的に向上するにつれ、私たちから仕事を奪う存在になってきている。今後、ホワイトカラーの中途半端な知的労働者は仕事を奪われるかもしれないという。


■AIが人間の仕事を奪う
これまで当り前に存在し、なくてはならないはずだった職業が様々なテクノロジーで置き換えられるケースが増える一方、従来はなかった新しい職業が生まれつつある。職業が変容する要素として一番に挙げられているのは、テクノロジーの進歩、特にAI(人工知能)である。

AIはビジネスを運営している人間にとっては頼もしい道具である。AIのおかげで、もっと「人間」がフォーカスするべき業務に集中できる。一方で、日常、定型的なオペレーションを回す役割を担っていた人達には悪夢にもなりうる。AIは直接的には競争相手になり、間接的には自分の生殺与奪の権を持つ可能性も出てくる。結果的に、人間はAIのために仕事を奪われるかもしれない。

超短要約

世界中で大きな反響を巻き起こしたマイケル・A・オズボーン准教授の論文「雇用の未来」では、コンピューターにとって代わられる確率が高い職業として次のものが挙げられている。銀行の融資担当者、スポーツの審判、レストランの案内係、保険の審査担当者、電話オペレーター、レジ係、カジノのディーラー、パラリーガル・弁護士助手、時計修理工、彫刻家、データ入力作業員、簿記・会計監査事務員、映写技師、クレジットアナリスト、義歯制作技術者、建設機器オペレーター、訪問販売員、塗装工などである。

アシスタント・補助業務は、どちらかというと定型的な仕事が多い。人間でもロボットでも同じレベルでできるのであれば、どちらが補助業務を行ってもいい。従来は「頼む相手」の選択肢が人間だけだったので、人を雇ってきた。ところが、システムの方が進化して、入力作業から分析業務、情報収集まで容易かつ安価に行えるようになってきた。こうなると人間がいる必要はなくなる。

工場労働の現場で、特別な熟練技術を持たない作業者が行ってきた定型的な業務の多くは機械化されたり、海外に出ていってしまったが、それと同じ事がホワイトカラーの業務でも起きている。

コンピューターが人間の雇用を奪うのではないかという懸念の大きな要因の1つがAIだ。従来のコンピューターは人間がプログラムした通りにしか動かず、自ら学習する事もなかった。しかしコンピューターが自ら学習し、行動を変えていく人工知能となると話が変わってくる。現在、膨大なデータを瞬時に集め、それらのデータを高速で処理できるようになってきた結果、人工知能の強みは急速に増している。

コンピューターをはじめとする情報システムの進化は指数関数的に速くなっており、2045年には人間の能力を追い越してしまうともいわれる。仕事を奪われてしまう人の数、可能性は増えているのが現実である。経営、管理、監督に当たる一握りの人と、ごく一部のクリエイターだけが高い報酬を得てバラ色の未来を手に入れつつある一方、それ以外の人は非常に安い賃金に甘んじているのが「現在」である。しかも、ロボットという新たな脅威も生まれた。こうした社会で生き延びるためには、ロボットやコンピューターを「使う立場」になるか、自らこれらを使うビジネスを生み出すしかない。

著者 水野 操

1967年生まれ。有限会社ニコラデザイン・アンド・テクノロジー代表取締役 一般社団法人3Dデータを活用する会(3D‐GAN)理事。 1990年代のはじめから、CAD/CAE/PLMの業界に携わり、大手PLMベンダーや外資系コンサルティング会社で製造業の支援に従事。 2004年にニコラデザイン・アンド・テクノロジーを設立後は、独自製品の開発の他、3Dデータを活用したビジネスの立ち上げ支援やCAD/CAM/CAE/PLMツールや3Dプリンターの導入支援も積極的に行う。

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章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに p.3 4分
第1章 大きく変わろうとしている「職業」の概念 p.19 11分
第2章 コンピュータは人を駆逐するのか p.39 12分
第3章 今後20年、コンピューターが徐々に仕事を奪っていく p.61 23分
第4章 中途半端な知的労働者は容赦なく排除される p.103 22分
第5章 時代に合わせて変化しながら生き残る職業 p.143 27分
第6章 これから生まれる未知の職業とは―生き残るために必要なこと p.193 16分

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