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2015/06/24更新

ザ・プラットフォーム―IT企業はなぜ世界を変えるのか? (NHK出版新書 463)

156分

2P

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プラットフォームにどのように向き合うべきか

Googleやアップルなどの巨大IT企業を動かす基本原理は何か、その哲学について考察し、プラットフォームとは何か、どのように向き合うべきかを紹介している本。


■プラットフォームとは
プラットフォームとは、個人や企業などのプレイヤーが参加する事ではじめて価値を持ち、また参加者が増えれば増えるほど価値が増幅するインターネットサービスを指す。プラットフォームをグローバルに展開するIT企業は、Google、Apple、Facebookなどたくさんある。

プラットフォーム運営者を見る時に欠かせない視点が「共有価値観」である。これはその企業の社員が共通して持っている価値観を指す。

超短要約

現代を生きる私達は、いつの間にか何かしらのプラットフォームの上で生活をし、またその一員としてプラットフォームに参加している。その事を自覚的に捉えていく事が、自由で豊かな生活を楽しむ事ができる「リベラルアーツ」として機能する。

プラットフォーム運営という視点を持つ事で、言語や論理学がそうであったのと同様に、情報社会に生きる21世紀の私達を「自由」にしてくれる技術が身に付く。なぜなら、それによって私達はIT企業が展開するプラットフォームの「ビジネスモデル」に潜む問題に気付き、その「重力」から適度な距離を保つ事で、プラットフォームの素晴らしさや過剰さを理解しながら適切に利用する事ができるからである。

著者 尾原 和啓

1970年生まれ。IT批評家・藤原投資顧問シニアアドバイザー マッキンゼー・アンド・カンパニーにてキャリアをスタートし、NTTドコモのiモード事業立ち上げ支援、リクルート(2回)、Google、楽天(執行役員)などの事業企画、投資、新規事業などに従事。現在は、インドネシアのバリ島に居を構え、日本と往復をしながら現職を務める。 ボランティアで「TED」カンファレンスの日本オーディションに関わるなど、米国シリコンバレーのIT事情にも詳しい。

この本を推薦しているメディア・人物

帯
LINE 元代表取締役 森川 亮

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
第一章 プラットフォームとは何か? p.11 8分
第二章 プラットフォームの「共有価値観」 p.27 26分
第三章 プラットフォームは世界の何を変えるのか? p.79 18分
第四章 プラットフォームは悪なのか? p.115 8分
第五章 日本型プラットフォームの可能性 p.131 27分
第六章 コミュニケーション消費とは何か? p.185 16分
第七章 人を幸せにするプラットフォーム p.217 8分
あとがき p.233 6分

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