今読むべき優良ビジネス書が
すぐ見つかり、読んだ本を
しっかり自分の知識にするサイト

本を検索する

カテゴリーから探す

人気のタグ

お知らせ


Android無料アプリ配信中
2016/02/01更新

もう迷わなくなる最良の選択: 人生を後悔しない決断思考の磨き方

108分

2P

  • 古典的
  • トレンドの
  • 売れ筋の
  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な

対象読者:

アマゾン詳細ページへ

人生の選択を最良のものとするための方法

人はなぜ選択に迷い、後悔するのか。人生における選択を最良のものとするための知恵を、スリランカ仏教の長老が綴った一冊。


■人生の選択を後悔しないための2つのこと
人生の様々な選択に後悔しないようにするためには、2つのことをすればいいだけである。

①理性で正しい選択をすること
②過ぎたことにクヨクヨしないこと

選択には、正しい判断力とそれを速やかに実践する行動力が要る。その正しい判断力を邪魔する存在が「自我」である。自分の感情というものにこだわらなくなればもっとラクになるが、人間には感情が付き物である。世間一般には自我のない人はまずいない。自分がかわいい。自分が大事。みんな自我があるがゆえに、悩みや苦しみを深くしている。

超短要約

「選択」とは将来のためのものだと勘違いしている人が案外いる。「将来、こうありたい」「こんなふうになりたい」と考えて、そのためにどういう選択をしたらいいかと頭を悩ませている。みんな、人生に成功したい、失敗のない選択をしたいのである。

しかし、将来というのは自分では管理しようがない事である。先の事は誰にも読めない。今現在の自分と、管理できない将来の事を一緒にして考えて、なんとかしたいと無理するから、いろいろ不安になったり、ストレスを溜めたりする。私達が管理できるのは「いま」の事だけ、今目の前にある事だけである。今の判断と行動によって、その結果が後からついてくる。

だから、将来を良くしたい、明るいものにしたいと思うなら、「今、ここで成功する」事である。意志を持つ事は大事だが、将来をあれこれあまり夢想しない。「今の成功」をコツコツと積み上げていく事が、「こうなりたい」という意志を現実のものにしていく唯一の方法である。

今この一瞬に集中し、自分のベストを尽くす。この瞬間がうまくいけば、次の瞬間の結果はよくなる。瞬間、瞬間の判断と行動に成功すればいいのである。

今の事であれば、自分の力でどうとでも変えられる。だから、人生に成功するには、この1秒で成功し、次の1秒でも成功し、1秒ごとに成功を続けていく事が大事なのである。

著者 アルボムッレ・スマナサーラ

1945年生まれ。スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老 スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとったのち、1980年に国費留学生として来日。 駒澤大学大学院博士課程で道元の思想を研究。現在、宗教法人日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事し、ブッダの根本の教えを説きつづけている。 朝日カルチャーセンター(東京)の講師を務めるほか、NHKテレビ「こころの時代」などにも出演。

この本を推薦しているメディア・人物

帯
東京大学名誉教授 養老 孟司

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに p.2 2分
第1章 人生は選択の連続である ―「悩みの種」はどこから来るのか? p.13 7分
第2章 正しい判断は「理性」から生まれる ―なぜ感情で判断してはダメなのか? p.29 8分
第3章 自我に気づくための思考レッスン ―人のふり見てわが自我を知れ? p.47 11分
第4章 正しい意欲と正しい知識を持つ ―「もっと……したい」は欲なのか? p.71 11分
第5章 捨てた選択に悩まない ―「こんなはずじゃなかった」はなぜ起きる? p.95 9分
第6章 「愛している」は錯覚だ ―愛が幸せを遠ざけていた? p.115 11分
第7章 優柔不断から脱する方法 ―なぜ「決められない」のか? どうすれば変われるのか? p.139 13分
第8章 みんな社会のひとつのピース ―後悔のない最良の選択をするには? p.167 11分

ユーザーのしおりメモ (0)