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2016/05/26更新

自分の時間 (単行本)

104分

3P

  • 古典的
  • トレンドの
  • 売れ筋の
  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な

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時間術の名著

イギリスを代表する作家が書いた時間術。充実した1日を送るためには、どのように時間をつかえば良いのかが書かれています。


■時間こそが貴重な財産である
時間というのは、あらゆるものを生み出すもととなる。朝、目覚めると、あなたの財布にはまっさらな24時間がぎっしり詰まっている。そのすべてがあなたのものだ。これこそ最も貴重な財産である。

24時間の中で、健康も楽しみも、金も満足も尊敬も得ていかなければならな。また、その中で不滅の魂を向上させていかなければならない。時間を正しく用いること、最も効果的に利用すること、これこそが最も差し迫った切実な問題である。人生のすべては、この時間の利用の仕方次第で決まる。幸福もここにかかっている。

超短要約

■朝の時間を大切にする
人間の精力は、日常の仕事にすべてを吸い取られてしまってはならない。頭を働かせて、何とかあなたの情熱を日常の仕事だけですべてを使い切ってしまわないようにする事だ。エンジンを日常の仕事に使う前に、まずそれ以外の何かに使うのだ。簡単に言えば「朝早く起きる」という事である。

睡眠というのはある程度は習慣の問題であり、怠惰な生き方の方にこそ問題がある。大抵の人は、他に楽しみ方を知らないので、できるだけ長く眠っている。2時間、あるいは1時間でも早起きしてみるといい。仕事以外の何かをやるという点に関しては、朝の1時間は夜の2時間に匹敵する。

バランスのとれた賢明な1日を過ごせるかどうかは、普段とは違う時間にたった一杯のお茶を飲めるかどうかにかかっているかもしれない。

■知的好奇心に満ちた生活を送る
人々がとりつかれている時間に対する思いを分析してみると、それは主に焦り、期待、願望、欲求のようなものである事がわかる。これが原因となって、人々は絶えず不快な思いをしている。「あれをやれたら、これをやれたらと思いつつ、結局半分もできずに生きてきたのが、まさに自分の人生だ」。但し、その期待や欲求がどの程度実現したかは人それぞれだ。

道義上忠実に働かざるを得ない職業としての仕事の他に、さらに何か別の事もやらなければならないという固定観念があって、そこから不満や焦りが生じている。「職業としての仕事以外に何かやりたい」という欲求は、ある程度、精神的に成熟した人達に共通する。この欲求を満たすべく努力しないと「何か始めたいのに始めていない」という焦りの感情が生じ、いつまでたっても心の平安が得られない。これは一種の普遍的な知識欲であるとも言える。

著者 アーノルド ベネット

作家 日常生活の質を高めるための具体的なヒントを与えてくれる『自分の時間』は、著作の中で最もよく愛読され、世界中の一流人が刺激を受けたとされるベストセラー。 代表作に、20世紀英国小説の最高傑作といわれる『二人の女の物語』がある。また自己修養、知的鍛錬の方法をまとめた啓発書として『自分を最高に生きる』などがある。

この本を推薦しているメディア・人物

帯
作家 佐藤 優
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土井 英司

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
まえがき p.12 6分
第1章 この考え方が1日1日に奇跡をもたらす p.25 5分
第2章 もっと知的好奇心に満ちた生活をつくろう! p.35 5分
第3章 1日24時間の枠を最大限に生かすには? p.45 5分
第4章 自分の精神・肉体を養うための「内なる1日」 p.55 5分
第5章 週3回の夜90分が、あなたの心を豊かにする p.65 5分
第6章 「情熱と活気に満ちた1週間」をつくる秘訣 p.75 5分
第7章 思考を集中するひとときをもつ p.85 5分
第8章 「内省的な気分」を大切にする p.95 6分
第9章 「知的エネルギー」はどうやって生まれてくるのか p.107 5分
第10章 「原因と結果の法則」を頭に入れる p.117 5分
第11章 読書好きなあなたへ ――人生に大きな「利息」を生むアドバイス p.127 6分
第12章 財布にはまっさらな24時間がぎっしりと詰まっている p.139 4分

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