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2016/07/04更新

0から1をつくる まだないビジネスモデルの描き方

117分

2P

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新しいビジネスモデルを描くための5つの手順

「0から1」を生み出すためにはどうすればいいのか。新しいビジネスモデルの描き方を、スタートアップ企業の取り組みを参考にしながら、わかりやすく解説している一冊。


■0からビジネスをつくるための5ステップ
0からビジネスをつくる際の企画と、既存のビジネスを改善する際の企画では性質が大きく異なる。現状の問題点をアンケートなどで収集しても、世の中にはまだ存在しないビジネスを生み出すヒントはなかなかでてこない。

参考になるのはスタートアップ企業である。彼らは新しいビジネスを起こすに当たって、まずは多くのユーザーに受け入れられる新しい「価値」を模索する。そして試行錯誤を重ねながら、ユーザーが持つ既存の常識や慣習を壊す「新たな体験」を提供するサービスを開発しようとする。スタートアップ企業が新たなビジネスを企画するプロセスからは、共通する取り組みが抽出できる。これらは大きく5つのステップに分かれる。

①「暗黙の要望」を理解する
②「嬉しい5年後」を描く
③「問い」を固める
④アイデアを「カタチ」にする
⑤「動かす」環境を整える

超短要約

■0からビジネスをつくるための5ステップ
①「暗黙の要望」を理解する
ユーザーの感じていることや言語化しにくい価値観を把握する。


②「嬉しい5年後」を描く
自分達が生み出したい将来の「価値」をビジョンとして示す。

③「問い」を固める
ビジョンを基に何をすべきか、なぜそれに取り組むのかを明確にする。

④アイデアを「カタチ」にする
プロトタイプやモックアップを作り、有効性やユーザーの共感度を検証する。


⑤「動かす」環境を整える
利害関係者を巻き込み、生み出した「価値」を拡大させる

これら5つのステップは基本的には順に沿って進めるが、行ったり来たりしたり、大きく方向転換をする場合もある。

著者 佐々木 哲也

1980年生まれ。富士通総研チーフシニアコンサルタント 大学卒業後、富士通総研入社。企業におけるビジネスモデルデザイン、イノベーション推進組織開発などに従事。昨今ではハッカソン、リーンスタートアップなどのイノベーションプログラムや、セクターを越えたオープンイノベーションのプロデュースなどを手掛ける。社会の課題を発掘し共に解決に向けてチャレンジするプラットフォーム「あしたのコミュニティーラボ」編集部にも所属する。

著者 黒木 昭博

1983年生まれ。富士通総研シニアコンサルタント 2008年、富士通総研入社。主にメーカーに対するIT中期計画やテクノロジーを使った新規サービス開発のコンサルティングを手掛ける。企業と顧客が一体となって価値を生み出す「共創」を促進する手法の研究開発や実践にも取り組む。「あしたのコミュニティーラボ」編集部にも所属する。

この本を推薦しているメディア・人物

帯
インフォバーン代表取締役 小林 弘人

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに p.2 1分
1-1 ビジネスづくりのプロセスが一変 p.8 7分
1-2 「暗黙の要望」を理解する p.24 7分
1-3 「嬉しい5年後」を描く p.40 7分
1-4 「問い」を固める p.56 7分
1-5 アイデアを「カタチ」にする p.72 7分
1-6 「動かす」環境を整える p.88 7分
2-1 「イントレプレナーシップ」を育む p.106 11分
2-2 多様な価値観を捉える p.120 7分
2-3 未来を語らう相手を見つける p.136 7分
2-4 「カタチ」にするワザを習得する p.152 7分
2-5 チームを「発酵」させる p.168 7分
2-6 共創の輪を広げる p.182 7分
おわりに p.198 1分

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