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2016/09/05更新

ハーバードのリーダーシップ講義 「自分の殻」を打ち破る

187分

3P

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リーダーシップの本質とは何か?

ハーバード・ビジネススクール教授として、リーダーシップを研究してきた著者が、リーダシップの本質を教える一冊。誰もがリーダーシップを発揮するためには、何が必要かを提示します。


■経営者になったつもりで考え、行動せよ
優れたリーダーシップは正しい心構えから生まれる。つまり、意思決定者になったつもりで考え、意思決定者と同じように、すべての問題を考慮することである。敏腕リーダーになるには、まずは経営者マインドを身につけることである。将来を有望視される人であっても、経営者マインドが欠けていると、リーダーとして大成できない場合がある。経営者マインドには不可欠な要素が3つある。

①信念:経営者になったつもりで、自分の信念を見極められる
②行動:その信念に従って行動する
③責任:他者に与えた影響に責任を取る

この3つの要素は、組織での地位につきものの責務ではない。つまり、肩書き、権力、富のためにやるものではない。これらに求められるのは行動力である。優れた組織には、これら3つの要素を常に念頭に置き、部下に「このように考えて行動しなさい」と奨励する管理職が大勢いる。

超短要約

リーダーシップは経営者マインドから始まる。経営者マインドとは、意思決定者の立場でものを考え、自分の行動の結果に責任を持つように行動することである。

重要なのは、経営者マインドを身につけることと、積極的に学ぶ続けることである。リーダーシップとは役職でも最終目標でもない。磨き続けばければならない技術である。

著者 ロバート・スティーヴン・カプラン

ハーバード・ビジネススクール元教授 専門は経営実務。ハーバード大学のMBA プログラムではさまざまなリーダーシップ講座を担当し、管理職向けのプログラムでも教えていた。 2005 年にハーバードで教鞭を執りはじめる前は、ゴールドマン・サックスに22 年間勤務し、さまざまな管理職を歴任。副会長としてグローバル投資銀行部門と投資運用部門の監督責任を担った。 また、同社で若手リーダーの育成にも尽力している。副会長になる以前は、グローバル投資銀行部門の共同部長、コーポレート・ファイナンス本部長、アジア太平洋投資銀行部門(拠点は東京)部長として活躍。1990 年に同社のパートナー(共同経営者)となった。 一方で、非営利団体や地域団体でも幅広く活躍。ハーバード・ニューロディスカヴァリー・センターでは諮問委員会の初代副委員長を務めた。他にも、〈プロジェクトALS〉会長、TEAK フェローシップ初代共同会長、フォード財団理事などを務めている。また、米大手金融機関ステート・ストリートの取締役、グーグルの投資顧問委員会委員長を務める他、数多くの企業に顧問として携わっている。 2015 年より、ダラス連邦準備銀行総裁。他にも、インダバ・キャピタル・マネージメント社の共同設立者にして現会長、ドレイパー・リチャーズ・カプラン基金の共同議長を務める。

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帯
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章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに ――誰でもリーダーになれる p.3 15分
第1章 経営者マインドをもつ――経営者になったつもりで考え、行動する p.33 25分
第2章 自分の殻を破る――意欲的に学び、〝正しい疑問〞をもち、アドバイスを求め、孤立を避ける p.71 21分
第3章 リーダーとしてのスキルを伸ばす――二つのプロセスをマスターする p.103 26分
第4章 真の人間関係を築く――自分をさらけ出し、グループの力を活用する p.143 23分
第5章 終わりなき旅をする――もう一段階上のリーダーをめざして p.179 24分

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