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2017/04/05更新

社員の力で最高のチームをつくる――〈新版〉1分間エンパワーメント

135分

5P

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自律した社員で動く組織のつくり方

星野リゾートの星野佳路社長が先代から事業を受け継ぎ、事業改革を進めようとした際に、理論の根拠となった教科書。自律した社員によって動く組織の作り方が紹介されています。


■エンパワーメントとは
エンパワーメントとは、自律した社員が自らの力で仕事を進めていける環境をつくろうとする取り組みである。社員の中で眠っている能力を引き出し、最大限に活用することを目指す。エンパワーされた社員は、組織と自分自身の両方に利益をもたらす。仕事にも生活にも目的意識を持って取り組み、会社の仕組みや業務の進め方を改善し続ける原動力となる。

エンパワーメントが実現すれば、社員は最善のアイデアを生み、最高の仕事をするようになる。熱意を持って、自分のこととして、そして誇りを持って仕事に取り組む。会社の利益と自らの目標を高いレベルで融合させ、責任を持って行動するようになる。

上司が管理し、部下は管理される、という伝統的なマネジメント・モデルはもはや効力を失っている。エンパワーされた職場をつくろうとする経営者は、社員を駒のように使う指揮命令的発想から、全社員が自らの責任感に導かれて最善を尽くせるような支援的発想に頭を切り替えなくてはならない。

超短要約

エンパワーメントとは、社員にパワーを与えることではない。社員には元々知識や経験や意欲問いうパワーがある。エンパワーメントとは、そのパワーを解き放ち、目標達成のためにいかんなく発揮させることである。

エンパワーメントはトップダウンの取り組みであり、価値観に立脚して進めるべきものである。会社のマネジャーが変わらなければ、社員のためにエンパワーメントの企業文化をつくることは難しい。

エンパワーメント組織をつくるには次の3つの鍵がある。

①すべての社員と情報を共有する
②境界線によって自律した働き方を促す
③階層思考をセルフマネジメント・チームで置き換える

著者 K.ブランチャード

1939年生まれ。米国の作家、コンサルタント ケン・ブランチャード・カンパニーズ 創業者 1980年代初期にはアマーストのマサチューセッツ大学のリーダーシップ論および組織行動学の教授を務めた。リーダーシップ、モチベーション、チェンジマネジメントといった分野で広範な研究、執筆活動を展開した。

著者 ジョン・P・カルロス

経営コンサルタント 企業のマネジャーおよび経営者の啓発、チーム・エンパワーメント、リーダーシップ訓練、顧客サービスなどの分野に深い造詣があり、先端的な経営手法を開発している。

著者 アラン・ランドルフ

経営コンサルタント 民間企業および公共機関で組織マネジメントのコンサルティングに従事。専門分野は、エンパワーメント、プロジェクト管理、リーダーシップ、顧閑サービス、チームビルディングなど。

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章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに p.3 2分
I どうすれば会社はよくなるのか p.13 18分
II エンパワーメントの3つの鍵 p.49 34分
III 3つの鍵を実践してみよう p.115 29分
IV 成功はすぐそこにある p.171 7分
エピローグ p.185 4分

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