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2017/07/19更新

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)

150分

12P

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今後の人口減少社会で起きること

今後、加速していく高齢化と人口減少によって、何が起こるかを時系列に沿って、紹介している一冊。今後の日本で起こる深刻な問題に対して、いかに対応すべきかを論じています。


■人口の減少は決して止まらない
経済が成長し続けたとしても、少子化に歯止めがかかったり、高齢者の激増スピードが緩んだりするわけではない。2015年時点において1億2700万人を数えた日本の総人口は40年後には9000万人を下回り、100年も経たない内に5000万人ほどに減る。

日本の課題は①出生数の減少、②高齢者の激増、③社会の支え手の不足、④これらが互いに絡み合って起こる人口減少、である。出生数の減少も人口の減少も避けられないとすれば、それを前提として社会の作り替えをしていくしかない。求められている現実的な選択肢とは、拡大路線でやってきた従来の成功体験と訣別し、戦略的に縮むことである。我々が目指すべきは、人口激減後を見据えたコンパクトで効率的な国への作り替えである。

超短要約

■日本を救う10の処方箋
①「高齢者」の定義を「75歳以上」とし、社会の支え手を捉え直す
②24時間営業の利便性から脱却する
③非居住者エリアを明確化する
④都道府県を飛び地合併させ、大都市部と地方自治体の結び付きを強化する
⑤国際分業を徹底し、得意分野だけに資源を集中させる
⑥「匠の技」を活用し、付加価値の高い少量生産、少量販売モデルに転換する
⑦国費学生制度で必要な人材を育成する
⑧日本版CCRCによる中高年の地方移住を推進する
⑨セカンド市民制度によって、交流人口を増やす
⑩第3子に1000万円給付する

著者 河合 雅司

1963年生まれ。産経新聞社 論説委員 大正大学 客員教授 専門は人口政策、社会保障政策。内閣官房有識者会議委員、厚労省検討会委員、農水省第三者委員会委員、拓殖大学客員教授など歴任。 2014年、「ファイザー医学記事賞」大賞を受賞。

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章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに p.3 6分
第1部 人口減少カレンダー p.17 75分
第2部 日本を救う10の処方箋 p.147 28分
おわりに p.196 5分

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