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2017/09/07更新

チームの生産性をあげる。―――業務改善士が教える68の具体策

205分

4P

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生産性の高めるための手順書

「時短」だけでは生産性は上がらない。業務をどのように見直して、生産性を高めればよいのか、具体的な手順を紹介している一冊。


■「時短」では生産性は上がらない
業務改善には2つのタイプがある。

①処理高速化型
エクセルの技を身につけて集計作業をスピードアップする、標準テンプレートを作って作業を効率化する、トークのスキルを鍛えて短時間でテレアポを取れるようになるなど、作業単位の所要時間を短くするアプローチ。
ところが、どんなに頑張って時短をしても、業務量が増えたらその効果は一気に吹っ飛ぶ。さらにこれは人のスキル依存になりがちである。

②プロセス見直し型
業務全体のプロセスを俯瞰し、不要な作業をなくしたり、統合したり、順序を入れ替えたりする取り組み。時間はかかるが、業務量の増加による労働時間増を抑えることができる。

①は即効性があり、その時点においての時短効果が目に見えてわかるため安心しがちだが、②にも取り組まなければ生産性は向上しない。

超短要約

生産性が高い状態を目指すには、ネガティブな仕事を減らして、ポジティブな仕事を増やす必要がある。そのためには次の8つのステップを踏む。

①業務を洗い出す
②ムダに気づく
③改善策を考える
④標準化する
⑤横入りをナントカする
⑥やってみる
⑦定着させる
⑧振り返る

著者 沢渡 あまね

1975年生まれ。あまねキャリア工房 代表 業務プロセス/オフィスコミュニケーション改善士 日産自動車、NTTデータ、大手製薬会社などを経て、2014年より現業。企業の業務プロセスやインターナルコミュニケーション改善の講演・コンサルティング・執筆活動などを行っている。 NTTデータでは、ITサービスマネージャーとして社内外のサービスデスクやヘルプデスクの立ち上げ・運用・改善やビジネスプロセスアウトソーシングも手がける。 現在は大手製造業、アミューズメント企業、輸送機器メーカーなど複数の企業で「働き方見直しプロジェクト」「社内コミュニケーション活性化プロジェクト」「業務改善プロジェクト」のファシリテーター・アドバイザー、および組織作りや人材育成を行う。

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天狼院書店店主 三浦 崇典

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに p.5 7分
第1章 問題はどこにある?【ステップ1】業務を洗い出す p.33 23分
第2章 ムダをなくす【ステップ2】ムダに気づく p.79 22分
第3章 で、どう変える?【ステップ3】改善策を考える p.123 21分
第4章 誰でもできるようにする【ステップ4】標準化する p.165 19分
第5章 横入りに振り回されない【ステップ5】横入りをナントカする p.203 17分
第6章 実行力を高める【ステップ6】やってみる p.237 10分
第7章 なぜ改善は続かない?【ステップ7】定着させる p.257 19分
第8章 チームをドライブさせる【ステップ8】振り返る p.295 12分

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