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2017/09/12更新

オウンドメディアのつくりかた - 「自分たちでつくる」ためのメディア運営

  • 鷹木創
  • 発刊:2017年7月
  • 総ページ数:228P

216分

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読者を獲得するメディアはどのように作ればいいのか

どのようにウェブメディアを立ち上げて、読者を獲得し、運営していけば良いのか。
誠Biz.ID、Engadget日本版をはじめ、数々のメディアの立ち上げ・運営に携わってきた著者が、自社のウェブメディアをつくるポイントを紹介している一冊。


■メディアの目的は何か
一般的なメディアであろうと、オウンドメディアであろうと、やっていることは変わらない。ただ違うとすれば、売りたいのか、感動させたいのか、媒体を成立させることがゴールなのか、媒体の先に何か商品があるのか、というその目的である。

一般的なウェブメディアはメディア自体の成長や規模拡大が目的なのに対し、オウンドメディアは製品やサービスの売上、認知などが目的となる。つまり、オウンドメディアにとって、メディア自体はツールなのである。そのため、ページビューやユニークユーザーの数が伸びたとしても、それが最終目的に合致しての成長かどうかは、必ずしもイコールにならない。そのため、経営層、現場のスタッフの間で、次の点は共有しておくべきである。

①誰が何の権限を持つのか(≒予算の出処)
②目的(ゴール)をどこにおくのか
③目的に対する効果をどう評価するのか

超短要約

メディアは情報の送り手と受け手をつなぐものであり、受け手に何かを想起させる役割を果たすものである。必ずしも送り手が意図したものだけを想起するとは限らないが、受け手に何を伝えたいのか、その結果どうなって欲しいのか、「何を想起させたいか」を持つことがメディアの前提になる。

オウンドメディアも同様である。「何を伝えたいのか?」が大切である。そのメディアが何を目的とするのか、どうやって伝えるかをよく考えてみることが必要である。

著者 鷹木創

編集者 アイティメディアにて「ITmedia Biz.ID」(現ITmedia ビジネスオンライン)の立ち上げに携わる。「誠 Biz.ID」に名称変更と同時に編集長となる。 同社を退職後、Engadget日本版の編集長に着任。 のちIBM、さくらインターネットなど各種オウンドメディアの立ち上げ/運営をサポート。現在はスマートニュースに勤務。

この本を推薦しているメディア・人物

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに p.3 2分
1-1 なぜ、みんながメディアをやりたがるのか? p.12 8分
1-2 変化する、企業とメディアの関係 p.22 13分
1-3 そもそもオウンドメディアってどんな役割でしたっけ? p.39 7分
1-4 ケーススタディ p.48 27分
2-1 目的を明確にする p.84 18分
2-2 チームを作る p.108 18分
2-3 インフラ側の準備 p.132 7分
2-4 コンテンツを作る p.141 14分
3-1 運用が始まったら p.160 10分
3-2 スタッフのモチベーションをどう維持するか p.173 4分
3-3 読者とのコミュニケーション p.178 5分
3-4 うまくいっていない場合 p.185 6分
Appendix:オウンドメディアの可能性―対談:鷹木創×佐藤ねじ氏 p.193 26分

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