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2018/06/05更新

集中力はいらない (SB新書)

  • 森博嗣
  • 発刊:2018年3月
  • 総ページ数:208P

128分

3P

  • 古典的
  • トレンドの
  • 売れ筋の
  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な

対象読者:

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新しい発想を得るためのヒント

集中することは必ずしも正しいとは限らない。人気作家が、発想を得るためには、むしろ集中することが邪魔になると説き、新しい発想を得るためのヒントを紹介しています。


■集中することが良いとは限らない
「集中」や「集中力」は求めるべきもの、高めるべきものと信じて疑わない社会的な傾向が既にあって、その理想に向けて鍛錬しなければならない、と教えられる。それに合う人はいいが、タイプが合わない人間には、むしろ逆効果になりかねない。運動に向き不向きがあるように、頭脳の働き方にも向き不向きが当然ある。

発想が求められる仕事では、インスピレーションが成果のほとんどである。この「発想」には、いわゆる1つのことしか考えない「集中」が逆効果である。むしろ、別のことを考えていたり、あれもこれもと目移りしていたりする時の方が、発想しやすい。ヒントはいつも、ちょっと離れた所にあるからだ。一点を集中して見つめていては、その離れたものに気づくことができない。

超短要約

発想を求めるような作業では、一点を見つめるような集中はかえって逆効果であり、常に辺りを見回すような「分散思考」が有用である。

著者 森博嗣

1957年生まれ。小説家、推理作家、工学博士。 国立大学の助教授として「粘塑性流体の数値解析手法」の研究を続ける傍ら、小説を執筆。1996年、『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞。 大学や研究所等が舞台となることが多く、作風も相まって理系ミステリィと評され、話題を呼んだ。広義の推理小説と呼ばれるジャンルを中心として執筆していたが、近年は、恋愛小説、絵本、詩集といった他分野にも進出している。

この本を推薦しているメディア・人物

ビジネスブックマラソン ビジネスブックマラソン
土井 英司
帯
コピーライター 糸井 重里

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
まえがき p.3 7分
第1章 集中しない力 p.27 14分
第2章 「集中できない」 仕事の悩みに答える p.55 19分
第3章 「集中しない」と何故良いか p.93 13分
第4章 考える力は「分散」と「発散」から生まれる p.119 14分
第5章 思考にはリラックスが 必要である p.147 10分
第6章 「集中できない」感情の悩みに答える p.167 12分
第7章 思考がすなわち人間である p.191 8分
あとがき p.207 3分

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