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2018/09/17更新

なぜ今、仏教なのか――瞑想・マインドフルネス・悟りの科学

373分

10P

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仏教を科学的に解釈すると・・・

進化心理学と脳科学の視点から、仏教の概念を科学的に解説している一冊。
人間の脳、意識、感覚の仕組みを紹介しながら、瞑想や悟りについて科学的な見解を述べています。


■遺伝子を拡散することが目的
自然選択は1つのことしか気にかけていない。自然選択はやみくもに進むプロセスでしかなく、意思を持つ設計者ではないからだ。自然選択が「気にかけて」いることは、遺伝子を次の世代に伝えることだ。過去に遺伝子の伝播が役立った遺伝形質は繁栄する一方、役に立たなかった遺伝形質は途中で脱落してきた。この試練を生き抜いてきた形質の1つが心的形質、つまり脳内に構築され、私たちの日々の経験を形づくっている構造やアルゴリズムだ。

だから、毎日生活する上で私たちを導いているのは、「現実を正確に見せてくれる知覚や思考や感覚」ではない。「祖先が遺伝子を次の世代に伝えるのに役立った知覚や思考や感覚」だ。そのために、脳は私たちに妄想を見せるように設計されている。

超短要約

私たちは自然選択によって作られ、自然選択の仕事は遺伝子の繁栄を最大限に高めることにつきる。自然選択は、真実それ自体に頓着しないばかりか、私たちの長期的な幸せにも頓着しない。何が長続きする幸せをもたらし何がもたらさないかについて妄想で惑わすことが祖先の遺伝子を前へ推し進めてきたとすれば、自然選択は私たちにあっさりその妄想を見せる。それどころか、自然選択は私たちの短期的な幸せにさえ頓着しない。

①感覚は「自然な」環境であっても現実を正確に描写するようには設計されていない。感覚は、狩猟採集民だった祖先の遺伝子を次の世代へ受け継がせるように設計されている。

②私たちが「自然な」環境に暮らしていないせいで、感覚は現実への案内役としてさらに信頼できないものになっている。

③すべての根源にあるのは幸せの妄想だ。ブッダが強調した通り、より良い気分になろうと頑張っている間は「より良い」気分でいられるだろう時間を過大に見積もってしまいがちだ。「より良い」が終われば、後には「より悪い」が続くこともある。イライラと落ち着かず、もっと欲しくなる。

すべての感覚が持つ共通点が1つある。元々感覚は私たちが従う気になるように「設計」されている。感覚なのだから当然正しいと感じるし、真実だと感じる。感覚は私たちが客観的な目を向けるのを積極的に邪魔している。

著者 ロバート ライト

1957年生まれ。科学ジャーナリスト 《ニューヨーク・タイムズ》紙や《タイム》誌、《ワイアード》誌などに寄稿する。1986年に全米雑誌賞(エッセイ・批評部門)を受賞。著書に、《ニューヨーク・タイムズ》紙の年間ベストブックに選出された『モラル・アニマル』など。 「人間社会の進歩はゼロ・サムゲームではない」と題したTED講演は130万ビューを超える。ペンシルヴェニア大学で心理学の、プリンストン大学で宗教学の教鞭をとり、現在はユニオン神学校の客員教授を務める。

この本を推薦しているメディア・人物

帯2 帯2
著述家 魚川 祐司
帯3 帯3
脳神経学者 アントニオ ダマシオ
帯4 帯4
プリンストン大学教授 ピーター シンガー
帯
青山学院大学 教授 福岡 伸一
帯5 帯5
ペンシルベニア大学大学院教授 マーティン セリグマン

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
読者へのことわり p.9 2分
1 赤い薬を飲む p.11 13分
2 マインドフルネスへの道 p.27 11分
3 感覚が錯覚なのはどんなときか p.41 16分
4 なぜ瞑想するか―デフォルト・モード・ネットワークを黙らせる p.61 13分
5 無我なるもの p.77 16分
6 行方不明のCEO p.97 15分
7 生を振りまわす心のモジュール p.116 13分
8 思考はどのようにみずからを思考するか p.132 15分
9 自制 p.151 20分
10 無色との出会い p.176 11分
11 空のよい面 p.189 19分
12 雑草のない世界 p.212 19分
13 すべては(多くても)一つ? p.236 21分
14 こんにちは、ニルヴァーナ p.262 9分
15 悟りとはどんな境地か p.273 19分
16 なぜ今、仏教なのか p.296 20分

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