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2019/05/04更新

ネコ・かわいい殺し屋―生態系への影響を科学する

283分

4P

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ネコによる生態系への影響とは

ネコは、鳥類や哺乳類をはじめとする生物群の絶滅に大きな影響を及ぼしている。人類によって家畜化されることで、世界中に拡散してきたネコの繁栄の裏で、多くの生態系が影響を受けている実態を紹介している一冊。


■指数関数的に増加していくネコ
雌ネコは一度に数多くの子供が産める。雄ネコが近くにいると雌は出産して数日で再び発情し、次の妊娠が可能になる。もし周りに血縁関係のない雄がいない場合は、兄弟と交尾したり、雄の子が母親と交尾して数が増える。それゆえにネコは一旦発情すると急速かつ頻繁に繁殖し、放置されればたちまち指数関数的に増えていく。

ネコは食物のほとんどを身の周りで自力調達できる。健康の維持に主にタンパク質と脂肪の摂取が不可欠な肉食動物のネコにとって、トカゲ、野鳥、小型哺乳類は条件を満たしてくれる食物となる。ネコはウサギやリス大の動物も殺せるが、主要な獲物はむしろマウスやハタネズミなどの小型げっ歯類や、スズメやミソサザイと同じ大きさの鳥類である。

そして、ネコの狩りの特徴は、飢えから逃れるために獲物を殺すだけではなく、空腹でなくても獲物が刺激になってさらに殺すことである。

超短要約

ネコの狩りの特徴は、飢えから逃れるために獲物を殺すだけではなく、空腹でなくても獲物が刺激になってさらに殺すことである。

ネコが、様々なやり方で鳥類と哺乳類の行動と個体群へ影響を与えることは明白である。ネコは人間から給餌補助される捕食者であるために、ネコの捕食は、自然界で起こる捕食をはるかに上回って野生動物に影響を及ぼしうる。

著者 クリス・サンテラ

サイエンスライター 旅行やアウトドアのガイドブックシリーズ(『Fifty Places Before You Die(死ぬ前に訪れるべき50か所)』)のほか、ニューヨークタイムス紙、ウォールストリート・ジャーナル紙、ニューヨーカー紙、トラウト紙などでも執筆している。

著者 ピーター・P・マラ

アメリカ・スミソニアン動物園・保全生物学研究所 渡り鳥研究センター所長 鳥類学者。これまでに175編以上の多数の研究論文や書籍を刊行。

この本を推薦しているメディア・人物

帯
カリフォルニア大学ロサンゼルス校 教授 ジャレド・ダイアモンド
帯2 帯2
サイエンスライター ナタリー・アンジェ

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
第1章 イエネコによる絶滅の記録 p.8 10分
第2章 イエネコの誕生と北米大陸での脅威 p.21 22分
第3章 愛鳥家と愛猫家の闘い p.49 23分
第4章 ネコによる大量捕殺の実態 p.78 28分
第5章 深刻な病気を媒介するネコ――人獣共通感染症 p.114 22分
第6章 駆除 vs 愛護――何を目標としているのか p.142 28分
第7章 TNRは好まれるが、何も解決しない p.178 26分
第8章 鳥、人そしてネコにとって望ましい世界 p.211 27分
第9章 どのような自然が待ち受けているのか? p.245 11分

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