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2019/05/27更新

新しい一歩を踏み出そう! 会社のプロではなく、仕事のプロになれ!

  • 守屋 実
  • 発刊:2019年5月
  • 総ページ数:240P

151分

3P

  • 古典的
  • トレンドの
  • 売れ筋の
  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な

対象読者:

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人の誘いには乗ってみる

たまたま人から誘われて何かのイベントや講習会などに参加して、「楽しかったなぁ」と思うことがある。そんなちょっとしたことから、自分の「好き」や「得意」にふと気づくことがある。だから、人からの誘いに少しでも興味を持ったのであれば、何はさておき「乗っかってみる」という姿勢をとってみるといい。自ら機会を探し、「未知」を切り拓き続けることは大変である。頂いたご縁を活かすことで、無理なく、新しい一歩を踏み出し続けられるようにする。「好き」が見つかるきっかけは、どこに転がっているか分からない。

会社を続けながら一歩を踏み出してもいい

新しい一歩は会社の中の話だけではない。好きなこと、やりたいことを探すために、会社以外の空いた時間を使って、バイトやボランティアをするという手もある。

「好きをやってみよう」と言うと、なぜか「起業しなければ」と話が一気に飛躍し、「ならば会社を辞めなければ」「食べていけるかなぁ」と心理的にも金銭的にも高いハードルを設定してしまう人がいる。いきなり「会社を続けるか、起業するか」の二者択一で考えるのではなく、「会社を続けながら、好きなことを探す」というグラデーションがあってもいい。そうしていく中で未来の仕事のパートナーが見つかるかもしれない。次の一手につながる大事な縁が潜んでいるかもしれない。

会社のプロではなく仕事のプロになれ

新しい一歩を踏み出せるようになったら、「会社のプロ」から「仕事のプロ」へと意識をチェンジする、という新しい働き方を目指しといい。「会社のプロ」は、仕事ではなく会社に依存している。この働き方では、会社の寿命と個人の寿命が逆転した現在では、リスクが高まっている。

一方で「仕事のプロ」は、会社ではなく仕事に依存している。「好き」を見つけ、それを「仕事のプロ」にまで高められた人は、時代がいかに変革しようが「好き」をエンジンにいつまでも走り続けることができる。

「仕事のプロ」として勝負するなら、例えば自分が広報に興味があるなら「本当に」広報のプロとしてやっていきたいのかをまずは自問自答するところから始める。何のプロとして歩むのか、自分で納得して肚落ちさせることが肝心である。そして、本当に「これでやっていきたい」という結論が出たなら、会社の中で任されている「これ」の仕事はもちろん、業務時間外でも「これ」のプロになるべく貪欲にスキルアップを図っていく必要がある。

「仕事のプロ」として通用するためには、真っ先に名前が思い浮かぶ人になる必要がある。そのためには、多くの人に出会い、多くの人に学び、そうする中で「自ら考え、動き、成果をだす」という「仕事のプロ」として量稽古をこなし、成長することが大切である。