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2019/06/03更新

ラテラルシンキング入門 発想を水平に広げる

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ラテラル・シンキングができるようになる10の方法

③見方を変える
物事を違う観点から眺めることができれば、そこから新しい見識を得ることができる。違った見方をするには、他の人の視点を借りるという方法がある。顧客の視点、製品の視点、供給者の視点、子供の視点、高齢者の視点、独裁者の視点、サルバドール・ダリの視点。様々な観点から問題にアプローチすることで、急いで解決策を当てはめようとしないことだ。

④奇抜な組み合わせをしてみる
新しいアイデアと言っても、そのほとんどが独創的なものではなく、何か他のものにヒントを得ている。他のアイデアを組み合わせたものも多い。組み合わせが奇抜であればあるほど、そこから出てくるアイデアは独創的なものになる。

⑤アイデアを採用し、応用し、さらに改良する
何か問題を抱えているなら、他の出来事や動物を無作為に選び、問題と無理やり結びつけてみるのも1つの方法である。何か応用できるものがないか探してみるのだ。

⑥ルールを変える
仕事のルールは、過去に作られ、慣習となって残っているものがほとんどだ。新しいビジネスを思いつくには、何もないところから考えるよりも、既存のビジネスルールを変えることから始めるのがいい。ルールは破られるためにある。ビジネスに置いて、審判は市場であり、イノベーションによって価値をもたらした反則者には、ペナルティでなく報酬が与えられる。

⑦アイデアの量を増やす
すべての問題には、たくさんの解決策がある。私たちは学校で習ったやり方を捨てて、常により多くの、そしてよりよい解答を探し求めるようにしなければならない。創造的になるためには、試すべきアイデアを絞り込む前に、無数のアイデアを生み出すことが必要だ。会社をもっと革新的にするには、アイデアの量を増やさなければならない。

⑧試してみて、評価する
細部に到るまで延々と研究し、慎重すぎるほどの評価をすることに陥ってはいけない。どんな状況でも、先行実験を行うことや試作品をつくることは、アイデアを洗練する上で、成功への近道となる。アイデアに現実味を与えるには、試作品をつくることが一番の早道だ。

⑨失敗を歓迎する
多くのことにまず挑戦しなければ、成功を生むチャンスをものにすることはできない。偉大な発明や発見には、偶然や失敗の結果生まれたものがある。重要なのは、どんな小さな情報にも可能性を見出す、柔軟な姿勢を持つことだ。

⑩チームを活用する
アイデアを創造していくには、チームを組んだ方がいい。小さなチームでは、お互いに刺激し合うことができる。ある人のアイデアが引き金となって、他の人のアイデアが引き出される。