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2019/06/24更新

KGBスパイ式記憶術

247分

2P

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記憶力を短期間で高める方法

諜報機関で必要とされる記憶力を短期間で高めるための練習問題集。スパイ養成の演習というストーリーで、問題を解いていくことができます。


■小さな情報のかけらから全体像を再構築する
現実の諜報活動とは情報を扱うことに他ならない。小さな情報のかけらを集めて全体像を再構築すること。それが諜報員の仕事である。

一流のスパイには、見聞きしたことの中に重要な情報があれば、どんなに小さなことでもそれに気付き、その情報を既に知っていることとリンクさせて解釈できる能力が不可欠だ。

■記憶力を高めるとは
人間の記憶力で主に問題となるのは、情報を記憶できるかどうかではなく、記憶した情報を必要な時に呼び出して再現できるかどうかだ。記憶力がよくなる素質は誰にでもある。その素質を開花させるには、様々なテクニックの習得が必要である。

人間の脳は視覚的イメージを記憶するのが得意である。そのため、情報を記憶するためのテクニックは、ほとんどが抽象的な言語情報や数値情報を想像力によって視覚的イメージに転換するという手法を用いている。

超短要約

■短期記憶から長期記憶へ移行させる
心理学では、記憶は感覚記憶、短期記憶、長期記憶の3種類に大別される。

①感覚記憶
五感(視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚」による直接的な知覚情報が、その情報の元となる刺激の消失後も保持されるもの。感覚記憶の持続時間は短く、人が知覚情報の印象を維持できるのは0.5秒以下とされている。

②短期記憶
注意を向けるに値する情報は感覚記憶から短期記憶へと移行し、数分から数時間の間そこで保持される。短期記憶が使われるのは、電話番号を書き留めるペンと紙を探している間、頭の中で番号を繰り返している時などである。

③長期記憶
重要な記憶は短期記憶から長期記憶へと移行し、何年もの間保持される。通常、情報が長期保存される過程は無意識に発生する。情報の長期保存を意識的に行えるようにする方法がある。

■記憶したいことを視覚化する
人間は、視覚的イメージを知覚して記憶する能力の方が発達している。文字よりも視覚的イメージの方が、そして生き生きと鮮明に細かいところまでイメージした方が記憶しやすい。

著者 デニス・ブーキン

経済学者、経営者、心理学者 ロシアのコンサルティング会社・Empatika社の共同経営者でありコンサルタント。

著者 カミール・グーリーイェヴ

写真家 現代美術学校「インディペンデント・ワークショップ」(モスクワ市近代美術館主催)を修了。

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作家 佐藤 優

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに p.1 1分
序 章 スパイへの道 p.17 19分
第1章 CHIS(密告者) p.51 19分
第2章 ケースオフィサー(工作担当官) p.85 36分
第3章 非常勤エージェント p.151 24分
第4章 派遣エージェント p.195 31分
第5章 工作員 p.251 22分
第6章 分析官 p.291 22分
第7章 二重スパイ p.331 14分

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