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2020/01/20更新

ONLYNESS~組織も肩書もいらない人生をつくる

278分

5P

  • 古典的
  • トレンドの
  • 売れ筋の
  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な

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自分の目標を見つける

「答えられないまま頭の中に居座る疑問」に遭遇した時こそ、自分にとって真に重要なものを見出す手がかりを得られる。新しい道筋や目標は、思いもよらない問いかけ、暗示、ヒントといったものから生まれることがある。

しかし、自分の中に生じた新たな疑問を追求するのは価値あることなのに、その探求の旅をはじめない人は多い。このアイデアにはきっと意義があるし面白いと思っても、踏みとどまってしまうのだ。その第一の理由は、「自分の成功」だけを追求するのではなく、アイデアそのものが「世界を変えていく」、そこに価値があるという考えに方向転換するのが難しいからだ。

自分だけの目標を見つけるには、次の3つのスキルがある。

①大切なものに気づくこと
②ありのままの自分を表現すべく行動を起こすこと
③他人と自分を比較して萎縮しないこと

シグナルを発信し、仲間を見つける

目標を見つけたら、次の一歩は「協力してくれる仲間を見つける」ことだ。アイデアを強固なものに変えるには、結束の強い仲間たちの枠を超えてネットワークを拡げ、新たな仲間に活動に参加してもらわなければならない。まず、自分はこんな情熱を持っている、こんなことに関心を持っていると情報を発信した上で、他の人の情報を探すこと。シグナルを発信すれば、同じような考え方をしている人とつながるきっかけができる。

肝心なのは、行動を起こすことだ。時間をかけてコツコツと努力を重ねる様子を人々は見ている。時間をかけて、メンバーは努力を評価するようになる。

信頼で集団の力を最大化する

自分のアイデアを実現させようとしている人たちが、個人を「私たち」へと移行させる手法を知らなければ、その計画が成功する見込みはない。絆を強める上で必要なことは次の5つ。

①自分自身をオープンにし、相手の意見もオープンに聞く
②メンバーは互いに長所や短所を包み隠さず見せることができる
③積極的に自分を変えようとする姿勢を持ち、他の人のアイデアを積極的に取り入れる
④但し、何にノーと言うべきかを心得ておく
⑤どんな行動をとるとコミュニティの信念を曲げることになるのか、方針を明確にする

ゴールを明確にする

大きな変化を起こすには、大勢の人たちを奮い立たせなければならない。意見に共感し、熱意を持って行動を起こしてもらうと同時に目標を共有し、その目標を達成したいというモチベーションを持たせなければならない。

人をはるか彼方の水平線へと向かわせるのは、明確な方向性だ。長期的な変化を生み出すには、変化を起こしたい場所を明確にしなければならない。そうすれば、そこに向かうための適切な段階を踏んでいくことができる。