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2020/04/20更新

「課題発見」の究極ツール 哲学シンキング 「1つの問い」が「100の成果」に直結する

183分

2P

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哲学の手法でビジネスの課題を解決する方法

哲学の手法をビジネスの課題解決に応用するメソッド。解決策を考える前にそもそもの問題の前提を問い、新しい視点や発想を得るための方法が紹介されています。


■答えを追求する前に「問い」を変えてみる
哲学シンキングは、ビジネスや日々の現場で現れる様々なモヤモヤの糸を紐解き、思考を前に進めるためのメソッドである。解決すべき問題の真因を突き止め、適切に課題設定することができる。新しい考え方を見つけることによって、それまでの問題を別の視点から見つめることができるようになり、より広い視野のもとで、解決困難に見えた問題が解消されたりする。

哲学の最も重要な技法の1つは、「問い方」を変えてみること。悩みや問題に直面した時、ほとんどの人はそれをどうやったら解決できるだろうか、という「答え」を追求する。しかし、そもそも問いの前提や問いの立て方が間違っていれば、適切な解を得られない。

哲学シンキングでは、「問いの答え」を求める前に、問いの前提や問い方を見直してみることで、思わぬ視点を得られたり、空回りしていた思考を前に進めたりできる。つまり、物事の「そもそも」を問うことで、新しい気づきがあったり、答えが見つかったりする。

超短要約

哲学シンキングは最初から課題の答えを求めることはしない。そもそも問題の真因を見極めていなければ、どんな答えを出しても、それが問題の本当の答えなのかがわからないからである。

課題に対する「答え」ではなく、課題に関する「問い」を出していくことで、「常識的にはあり得ない視点」「ぶっ飛んだ発想」も許されてしまう。元々の前提が拡張され、答え探しでは見えてこなかった。盲点や意外な視点が得られる。

著者 吉田幸司

クロス・フィロソフィーズ 代表取締役社長 上智大学哲学研究科博士課程を修了後、日本学術振興会特別研究員PD(東京大学)を経て、現職。 日本ではじめて「哲学」を事業内容にかかげた株式会社を設立し、哲学の専門知と方法論を活用した「哲学コンサルティング」や、組織開発・ビジョン構築・マーケティングリサーチなどに使えるワークショップを実施。 その取り組みが数々のトップ企業において実を結び、『日本経済新聞』『週刊ダイヤモンド』等、各メディアで大きく取り上げられている。 哲学シンキング研究所センター長、上智大学客員研究員・非常勤講師、東京工芸大学特別講師、『BIZPHILO』編集長、日本ホワイトヘッド・プロセス学会理事などを兼任。

この本を推薦しているメディア・人物

帯
一橋ビジネススクール国際企業戦略専攻教授 楠木 建

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに 哲学的思考力が5年後、10年後のビジネスを動かす p.1 14分
1章 問いを深め、本質をとらえる法 p.33 40分
2章 隠れた本音を引き出すクリエイティブな「問いの立て方」 p.103 42分
3章 想定を超えた“未来のビジョン”を描く p.177 29分
終章 「最後の大問題」にチャレンジする p.227 12分
あとがき p.248 3分

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