なぜ、バイトが9割でも最高のサービスを提供できるのか?それは一言で言うと、誰も手抜きをしないからである。では、なぜ誰も手を抜かないのか?それは、社員一人ひとりが、主体的に、かつ積極的に仕事に対するこだわりを持ち続けているからである。社員一人ひとりをやる気にさせるためのディズニーの人材メソッドを解説する1冊。
ディズニーでは日常的に、上司や先輩がホスピタリティ・マインド(主体的な思いやり)をもって後輩に接している。後輩を良く見て、笑顔で声をかけ、自身が模範となるように行動している。結果として、後輩は先輩のようになりたいと思い頑張る。
上司や先輩は後輩の存在を認め、指示をする時は必ずその目的や理由も伝えている。後輩へのホスピタリティ・マインドを忘れない事が、後輩のモチベーションを高め、主体性を育て、チームワークを良くすることにつながる。
著者 福島 文二郎
1962年生まれ。東京ディズニーランドがオープンした1983年に第一期の正社員としてオリエンタルランドに入社。人事部ユニバーシティ課、イクスピアリの総務人事課などの社員教育畑を経て、商品企画質(社員教育の担当部署)に配属。2007年の退職までディズニーの研修を100プログラム以上開発。現在は独立して、業種を問わない社員教育研修を行っている。
週刊 ダイヤモンド 2011年 2/26号 [雑誌] コラムニスト 林 操 |
日本経済新聞 |
ビジネスブックマラソン 土井 英司 |
tokuriki.com 徳力 基彦 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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PROLOGUE | p.15 | 7分 | |
CHAPTER1 育てる前に教える側の「足場」を固める | p.29 | 29分 | |
CHAPTER2 後輩との信頼関係を築く | p.83 | 18分 | |
CHAPTER3 後輩のコミュニケーション能力を高める | p.117 | 20分 | |
CHAPTER4 後輩のモチベーションを高める | p.155 | 18分 | |
CHAPTER5 後輩の自立心・主体性を育てる | p.189 | 9分 |
ディズニーには、テーマパークの運営上、大量採用しなければならないという事情がある。しかし、ディズニー…