あなたは決してジョブズのようにはなれない。

ジョブズに憧れ、ジョブズ本を読み、ジョブズを真似ることが、逆に創造性を失うと警鐘を鳴らす本です。著者のマイクロソフト時代において、実際のジョブズとはどういった人物だったかを紹介し、真のジョブズ像を明らかにする。

ジョブズになれないほとんどの人達は、どのようにすべきか。
クリエイティブになるために必要な仕事術、習慣を紹介しています。

ジョブズに憧れ、ジョブズ関連本の類を読みあさってもジョブズにはなれない。ジョブズのサクセスストーリーは、アップル製品を売るための仕掛けである。ジョブズは芸術家でも聖人でもなく、ただの優れたビジネスパーソンである。

ジョブズの生き方からヒントを得て、自分の新しい可能性を導き出そうとすればするほど、実は成功から猛スピードで遠ざかってしまう。

■成毛眞流クリエイティブな人生に導く7つの習慣
①偶然を楽しむこと。想定外の事が起きたら、いかにそれを楽しむか考える。
②憧れの人物を真似する。歩き方などの細部から真似るとやりやすい。
③「ゼッタイ」という言葉を胸を張って使う。大胆な仮説を吹いて回る。
④いい文章を書き、センスを上げる。まずは良い文章を写してみると良い。
⑤食事をなおざりにしない。
⑥やりたいことは、片っ端からやってみる。まずは行動し、形にすること。
⑦「好きになれる」ことが一番の才能。好きでないと思ったら、さっと切り替える。

著者 成毛眞

1955年生まれ。インスパイア創業者・取締役 元マイクロソフト日本法人社長、現在は株式会社インスパイアでコンサルティングやベンチャー企業への投資などを行っている。 また、スルガ銀行株式会社、株式会社スクウェア・エニックスの社外取締役や、様々なベンチャー企業の取締役・顧問などを兼職。早稲田大学客員教授も務める。