今読むべき優良ビジネス書が
すぐ見つかり、読んだ本を
しっかり自分の知識にするサイト

本を検索する

カテゴリーから探す

人気のタグ

お知らせ


Android無料アプリ配信中
2012/05/08更新

IFRSはこうなる―「連単分離」と「任意適用」へ

  • 田中 弘
  • 発刊:2012年3月
  • 総ページ数:248P

208分

2P

  • 古典的
  • トレンドの
  • 売れ筋の
  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な
アマゾン詳細ページへ

国際会計基準の問題もこれですっきり解決

国際会計基準(IFRS)の特徴、問題点、今後の展望について、まとめられている。現行の日本の会計基準と相容れない部分が多いIFRSについて、数年にわたり議論が繰り返されてきた。それに伴い、多くの企業経営者や経理・財務担当者はこの問題に振り回されてきた。

今後、日本におけるIFRSはどうなるのか。
会計基準の動向を知る上で、わかりやすい1冊。

超短要約

日本は、バランス・シートには資産を原価で、損益計算書に記載する収益は実現したものに限るという「原価・実現主義」に基づく従来の会計を行ってきた。これは「キャッシュー・フローの裏付けのある利益」「分配可能な、資本を毀損しない利益」「公平な課税の基礎としての企業所得」という点で健全である。

IFRSは、すべてを時価評価する事を志向しており、収支原則が働かないところで、財務諸表の操作が天井知らずになる恐れが高い。IFRSは、M&Aにより、企業の資産を解体して儲ける投資家に「会社の清算価値」を計算するものであり、「ものづくり」などをベースにした企業にむかない。

アメリカもIFRSの適用には慎重になっており、日本でもIFRSの強制適用は行われないだろう。

著者 田中 弘

1943年生まれ。神奈川大学経済学部教授 大学院博士課程を修了後、愛知学院大学商学部講師・助教授・教授を歴任。1993年より現職。 公認会計士2次試験委員、大蔵省保険経理フォローアップ研究会座長、郵政省保険経理研究会座長、金融監督庁保険業早期是正措置検討会委員、ロンドン大学(LSE)客員教授、などを歴任。 現在、英国国立ウェールズ大学経営大学院(東京校)教授、日本生命保険相互会社業務監視委員、ホッカンホールディングス独立委員会委員、神奈川大学中小企業経営経理研究所所長なども務めている。

この本を推薦しているメディア・人物

週刊 ダイヤモンド 2012年 4/14号 [雑誌] 週刊 ダイヤモンド 2012年 4/14号 [雑誌]
週刊 東洋経済 2012年 4/21号 [雑誌] 週刊 東洋経済 2012年 4/21号 [雑誌]

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
第1章 台頭する「IFRS任意適用」論 p.1 11分
第2章 「IFRS物語」――これを知らずしてIFRSは語れない! p.17 11分
第3章 暴走するIFRS p.33 9分
第4章 なぜ世界中の会計基準を統一するのか p.47 15分
第5章 「原則主義」で会計ができるか?――限りなく多様化する会計実務 p.69 16分
第6章 こんな会計を信用できるか p.93 16分
第7章 IFRSは誰のためのものか――企業を「コモディティ」と見て「解体の儲けを狙う投資家」 p.117 13分
第8章 日本の国益と産業を左右するIFRS p.137 11分
第9章 IFRSは生き残れるか p.153 9分
第10章 「連単分離」は世界の常識 p.167 12分
第11章 「同等性評価」が世界を救う p.185 11分
第12章 日本はいかなる会計を目指すべきか――経営者の実態と社会通念に合った会計観を p.201 15分

この本に影響を与えている書籍(参考文献、引用等から)

拒否できない日本 アメリカの日本改造が進んでいる (文春新書) 拒否できない日本 アメリカの日本改造が進んでいる (文春新書)
[Amazonへ]
奪われる日本 (講談社現代新書) 奪われる日本 (講談社現代新書)
[Amazonへ]
強欲資本主義 ウォール街の自爆 (文春新書) 強欲資本主義 ウォール街の自爆 (文春新書)
[Amazonへ]
資本主義崩壊の首謀者たち (集英社新書 489A) 資本主義崩壊の首謀者たち (集英社新書 489A)
[Amazonへ]
リース会計 (ライブラリ会計学最先端 (4)) リース会計 (ライブラリ会計学最先端 (4))
[Amazonへ]

ユーザーのしおりメモ (0)