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2013/03/20更新

なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?

156分

2P

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お金とは何かを考えよう!

ピカソとゴッホの話ではない。
お金はどのようにして作られるのか?
これからお金というものはどう変遷するのか?
「お金とは何か?」をテーマに生き方を考えさせる1冊です。


■お金は絶対的なものではない
お金は、人と人がコミュニケーションする手段(メディア)の一つである。しかし、それが「数字」という世界中すべての人が理解可能なメディアであるがゆえに、極めて強力な存在であるに過ぎない。

お金が絶対的な存在ではなく、数あるメディアの一つだからこそ、言語や宗教、ボランティア、笑顔といった他のメディアがお金の代わりになる。つまり、お金は強力だが、絶対的なコミュニケーション・ツールではない。こうした冷静で俯瞰的な視点こそがお金と良い関係を築くきっかけとなる。

■お金ができ上がる仕組み
①マネーtoマネー:お金でお金が殖える
②バリューtoマネー:価値や強みによって対価としてお金を得る
③クレジットtoマネー:信用がお金をつくり出す
④バリューtoバリュー:信用の土台がある関係では物々交換が成り立つ

超短要約

■なぜ、ピカソは金持ちだったのか?
ゴッホとピカソの生前の境遇には、天と地ほどの差があった。ゴッホは多くの職を転々としながら苦労して画家になったが、その2000点にものぼる作品の内、生前に売れた絵はわずか1点のみだった。

一方、ピカソは違った。美術教師だった父親のもとで7歳から熱心な教育を受けたピカソは、幼少期から天才の片鱗を見せつけた。91歳で生涯を閉じたピカソが、手元に遺した作品は7万点を数えた。それに、数カ所の住居や複数のシャトー、莫大な現金等を加えると、ピカソの遺産の評価額は約7500億円にのぼった。美術史上、ピカソほど生前に経済的に成功した画家はいない。

両者の命運を分けたのは、ピカソの方が「お金とは何か?」に興味を持ち、深く理解していた点ではなかったか。ピカソがお金の本質を見抜くセンスを持っていた事がうかがえる逸話が数多く残されている。

・ピカソの絵はなぜ高いのか?
ピカソは新しい絵を描き上げると、なじみの画商を数十人呼んで展覧会を開き、作品を描いた背景や意図を細かく説いた。絵が素晴らしいのは前提だが、人は作品という「モノ」にお金を払うのではない。その「物語」を買うのだ。さらに多くの画商が集まれば、競争原理が働き、作品の値段も吊り上げる。

・なぜピカソは小切手を使ったのか?
ピカソは、日常生活の少額の支払いであっても、好んで小切手を使った。ピカソは、当時から有名であり、商店主は小切手を銀行に持ち込んで現金に換えてしまうよりも、ピカソの直筆サイン入りの作品として、大事にしまうだろうと考えた。そうなれば、実質的にタダで買い物を済ませる事ができる。

・ピカソはなぜ、ワインのラベルをタダで描いたのか?
シャトー=ムートン=ロートシルトという高級ワインの1973年のラベルは、ピカソがデザインしている。その対価はワインで支払われた。ピカソの描いたラベルの評価が高いほど、ワインの価値は高まる。

著者 山口揚平

1975年生まれ。ブルーマーリンパートナーズ代表取締役 1999年より大手コンサルティング会社でM&Aに従事し、カネボウやダイエーなどの企業再生に携わった後、独立・起業。 企業の実態を可視化するサイト「シェアーズ」を運営し、証券会社や個人投資家に情報を提供する。2010年に同事業を売却。 現在は、コンサルティング会社をはじめ、複数の事業・会社を運営する傍ら、執筆・講演活動を行っている。慶應義塾高校講師。専門は貨幣論・情報化社会論。

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土井 英司

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに p.4 7分
序章 お金とは何か? p.25 6分
1 ハゲタカが跋扈し、お金でお金が殖えた時代 p.35 16分
2 自分の価値をお金に換える覚悟と難しさ(バリューtoマネー) p.63 21分
3 企業や個人が国家に代わってお金をつくる世界へ(クレジットtoマネー) p.99 26分
4 お金を媒介とせず、モノや価値を直接交換できる環境の広がり(バリューtoバリュー) p.145 17分
5 信用でつながる新たなコミュニティづくり:資本より信用を貯めよう(クレジット・ライン) p.174 17分
付録 お金について身につけたい3つの習慣 p.203 3分

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