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2019/12/18更新

billboardを呼んできたサラリーマン 電鉄会社の傭兵たちが作った夢の棲家

183分

2P

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どのようにしてBillboard Liveはつくられたのか

ブルーノート大阪店から始まった阪神電鉄の新規事業立ち上げの物語。どのようにしてBillboard Liveは作られたのかが紹介されています。


■ジャズクラブ事業計画書
1988年12月、阪神電鉄の役員会に「事業部」から「Blue note(ジャズクラブ&レストラン)梅田店出店事業計画書」が提出された。当時の「事業部」と呼ばれた組織は、阪神甲子園球場、六甲山地区の施設及び甲子園阪神パークの運営などを行っていた部門だった。企画書の趣旨は「ニューヨークの老舗ジャズクラブ・ブルーノートを大阪で展開したい」というものである。

阪神電鉄は「石橋を叩いても渡らない」と言われるほど慎重な経営方針をとっていたので、「ジャズクラブ&レストラン」という表記に「水商売」を重ね、鉄道会社が水商売を始めようというのかと訝しむ役員も多かった。「Blue note」を世界で有名なジャズクラブであることを知る役員は皆無だった。

しかし、国民のニーズは「ものの豊かさ」から「精神的な豊かさ」を求める方向へと変化していくであろうという確信と時代の変化を捉えようとする意欲を持った企画書だった。この事業計画は一度持ち越され、1989年3月に再提出された。

超短要約

日本に「Billboard」を持ち込み、「Billboard Live」などを立ち上げたのは、大阪の阪神電鉄のサラリーマンたちだった。大阪ブルーノートに始まり、創業して30年。これまで合計で4900組のアーティストが出演し、300万人以上のお客様に楽しんで頂いている。

著者 北口 正人

1961年生まれ。阪神コンテンツリンク(HCL) 代表取締役社長 Billboard Japan CEO 大学卒業後、阪神電鉄に入社、甲子園阪神パークに配属される。1987年六甲アイランドコンペチームに参画。同時期にビジネスサロン「HPS研究所」を友人と立ち上げ、ビジネスマンネットワーク構築を開始。 1990年に大阪ブルーノートを開業し運営責任者となる。1998年阪神タイガースコンテンツビジネスの構築も開始。2002年HCLに社名変更、2006年米国ビルボードと契約を締結し音楽事業のブランドを変更。 2007年からビルボード事業を次々と立ち上げ、2012年電鉄復職。ミマモルメ、プログラボ等新規事業を起業・育成し2016年HCL代表取締役社長就任。 「アカデミー・オブ・ガストロノミー・ジャパン」アカデミーメンバー。

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帯
ミュージシャン 玉置 浩二

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに p.1 1分
第1章 サラリーマンだから挑戦できることがある p.9 14分
第2章 親の反対を押し切るほどしたいこと p.33 22分
第3章 来日アーティストのハプニング p.71 20分
第4章 プールサイドでスカウトされた男 p.105 11分
第5章 ビルボード事業開始への道 p.123 20分
第6章 ビルボードのブランディング p.157 8分
第7章 ビルボードクラシックスで社会との関係性を構築する p.171 6分
第8章 チャートビジネスの可能性 p.181 7分
第9章 ビルボードカフェ&ダイニング p.193 4分
第10章 ビルボードのこれから p.199 17分
第11章 もう1人の顧客、アーティストからのコメント p.228 9分
あとがき p.244 1分

この本に影響を与えている書籍(参考文献、引用等から)

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